２月に見た韓ドラ 『夏の香り』 です
この作品は韓国ＫＢＳにて２００３（平成１５）年、７/７～９/８まで
放送されたＴＶドラマです
ユン、ソクホ監督による四季シリーズ ＤＶＤ全９巻 １８話
２０００年 『秋の童話』 ２００２年『冬のソナタ』 に次ぐ第３作です
この作品の後２００６年 『春のワルツ』 が発表され四季シリーズが完結しました
夏の香り
ヒロインのシム、ヘゥオン（ソン、イェジン）は
幼いころから心臓が弱く、数年前に
心臓の移植手術を受け今はフローリストとして明るく仕事に励んでいます
幼馴染のチョンジェとは恋仲で誰もから祝福される交際を続けています
相関図です
ある日、ヘゥオンは先輩で同僚のジャンミと
山へ山草狩りに出かけました
山中ではぐれてしまったヘゥオンは一人の青年（ミヌ）と出合います
ところが途中で足を滑らし、ねん挫した模様です
日は暮れかけ雨にも立たられ到底下山できそうにありません
ミヌの機転で山荘に一泊することになった二人ですが
お互いに警戒しあっています
ただヘゥオンにとって今まで何の異常もなかった自身の心臓音が
ドックン、ドックンと脈打つのを自覚します
ヘゥオンの身を案じ駆けつけたチョンジュに
ヘゥオンは昨夜の出来事を打ち明けることをためらうのでした
チョンジュはパク家の長男
先々はパク家のリゾート会社の後継者です
誠実でまっすぐな心でヘゥオンを愛しています
ヘゥオンを助けた青年はユ、ミノと云い、恋人（シネ）を交通事故で亡くし
傷心を癒す為イタリアに美術留学し帰国したばかりでした
そのミノを追って留学中のチョンアも同時に帰国してきました
チョンアはヘゥオンの恋人（チョンジェ）の妹です
チョンアはよく言えば現代的
世間知らずのお嬢様育ちで相手の気持ちを察せず自己本位で
ミヌへの思いを行動に現す女性でした
ヘゥオンは両親を小学生の頃に交通事故で亡くしています
独り身となったヘゥオンを見守ったのが
亡くなった父と、共同で会社経営をしていたパク氏でした
チョンジェ、チョンアの父親で
ヘゥオンも兄妹のようにパク夫妻に育てられました
ヘゥオンにとってパク家は恩人です
（キム、ヨンゴン）母さんに角が生えた、太陽を飲み込め （キム、ミンジョン）
光と影 秋の童話、ＢＡＤ ＬＡＶＥ愛に溺れて
山中で知り合った二人が思いもかけず再会します
それはミヌの先輩のデブンがリゾート開発のデザイン建築に応募、入札されたため
才能のあるミヌを共同の責任者としたことからでした
リゾートの責任者はチョンジェ室長
妹のチョンアもチームに加わり
デブンとミヌはアートディレクター
ヘゥオンとジャンミがフロ―リストとして共に職を一にするのでした
ヘゥオンにとってチョンジェは幼馴染でもあり
真面目に自分との将来を考えてくれている婚約者として
申し分のない相手です
しかし、なぜかミヌと接していると自分の胸の高まりを
ときめきを感じるのでした 
一方、ミヌも亡くした恋人のウネが
生まれ変わったのではないかと思うほどヘゥオンの言葉、動作が
ウネに重なってみえる現象に戸惑いを覚えていました
物語はヘゥオンを巡り、ミヌとチョンジェの恋のバトル
それにミヌに勝手に恋い焦がれるチョンアが絡みます
物語で重要な役割を占めるのは
亡くなったミヌの元恋人ウネ
ウネの両親
（ハ、ジェヨン）冬のソナタ、宮Ｓ、春のワルツ （キム、ボミ ）天地人
ミヌの母親役（キム、へスク）
冬のソナタ、限りない愛、君の声が聞こえる、秋の童話、春のワルツ、ホジュン
この方のみが四季シリーズ全作品に出演しています
ヘゥオンの胸のときめきは ？
ミヌとの恋は
ヘゥオンの心臓提供者はミヌの元恋人のウネだという事実
それを知ったヘゥオンの苦悩
ミヌの苦渋
チョンジェの苦悶
ヘゥオンが倒れてしまいます
医師から再手術を勧められますがヘゥオンは頑なに拒みます
そのヘゥオンを説得したのはチョンジェではなく
ミヌでした
もう二度と目の前に現れないことを条件に
ミヌはヘゥオンの心臓移植を決断させるのでした
ヘゥオンは米国に旅たち移植手術を…
ミヌはまたしても傷心のイタリアへ、そのミヌの手元に届いたのは
ヘゥオンの死を知らせたチョンジェからの手紙でした
３年が経ちました
ヘゥオンはチョンジェと新しい生活に入っています
ミヌへの便りは偽りでした
ミヌが帰国し、ふとヘゥオンとすれ違います
ヘゥオンはまたしてもドックン、ドックンと胸がときめくのでした
ウネの心臓でない、新しい心臓も激しく
胸のときめきを刻むのでした
ここでドラマはここで終わります
この先、二人は
どうなるのでしょうね