１月に見た韓国ドラマ『天地人』です
韓国ＪＴＢＣで２０１１年１２月７日から翌年２月２３日まで
放映されたＴＶドラマです ＤＶＤ１２巻全２４話
『天地人』 チョンジイン 副題は発酵家族です
パク、チャンホン監督作品です（魔王、復活）
イ、ウジュ（イ、ミニョン） イ、カンサン（パク、ジニ）
キ、ホテ（ソン、イルグク） オ、へジュン（キム、ヨンフン）
孤児院で育ったキ、ホテ（ソンイルグク）＝朱蒙、人生画報、海神、風の国
幼い頃、両親に捨てられ、青春期、やくざの世界で生きてきたホテ
ある日、偶然見たＴＶ画面で韓国食堂、天地人の風景に
忘れていた記憶がぼんやりと蘇ります
当時、ホテはやくざの跡目争いに巻き込まれ
身を隠しがてら、天地人食堂で住み込みで働きだします
天地人の主人
カン、ドシク料理長 漢方医ハン、ビョンマン 孤児のナ、ウンビ ソル、グッカン イ、ギチャン
（チェ、ジェソン） （キム、ビョンチュン） （ユン、ヒス） （イ、デグン） （カン、シニル）
光宗大王
キ、ホテ イ、カンサン イ、ウジュ オ、へジュン
天地人の主人イ、ギチャン（カン、シニル）は
昔から善意の人柄で貧しくて食べられない子供たちには食事を与え
捨て子等も見過ごすことの出来ない人柄でした
１０年前に妻を亡くし
ギチャンには二人の娘がいます
姉のウジュは軽い知能障害がありますが心優しい性質は父譲りで
天地人の店を父と料理長のドシクとの３人で切り盛りしています
料理長のドシク 口数少なく過去に、何か影がありそうです
妹のカンサンは一流ホテルのシェフですが
最近チーフと折り合いが悪く職場を飛び出してきたばかりです
天地人食堂はお客さんに喜んでもらえる料理を提供し
儲けを度外視した経営でしたから
いつも店は火の車です
天地人常連の漢方医ビョンマンと独居老人のグッカン
キ、ホテは下働きで雇われ天地人に居ると
幼い頃、自分もここで居たのではないかという気持ちが蘇ってきます
もしや店の主人ギチャンが父ではないかとの疑念が…
ところが数日すると
天地人の主人ギチャンが一通の手紙を残し店を出て行ってしまいました
私には探し出さねばならない子がいる…
店はお前たち姉妹に任せると書置きをして
主を失った天地人ですがドシク料理長が残ってくれるということで
カンサンも天地人で働く覚悟をします
しかし天地人の実態は火の車で毎月借金を返すのが精一杯
この天地人周辺の地で韓国タウンをオープンさせたいという
ハンドルフード社が土地、権利の買収に乗り出している最中でした
ハンドルフード会長チョン、ヒョンスク（チョン、エリ）パリの恋人 社長オ、ミンチョル（チェ、ヨンミン）
社長秘書のオ、テボク（ユ、ヨンス）
ハンドルフードの御曹司オ、へジュンが身元を隠し
天地人で料理人として舞い込んできます
それに天地人の近くに住み
母親に置き去りにされた少女ナ、ウンビ（ユン、ヒス）
ウンビは心優しい天地人の人達と一緒に暮らし始めます
ウンビの担任、チョン、クムジュ先生（イ、イルファ）
これらの出演者をメインに毎回、
ドラマ仕立てで物語は進んでいきます
メインはキ、ホテの過去
ホテの父母は？、なぜ孤児院の前に捨てられていたのか
ホテの本名は？
序々に蘇る記憶
天地人にまつわる人間模様が挿入されます
愛人とのお忍びで食事する韓流スター
騙されているとも気付かずに男を待つ女性客
漢方医ビョンマンの離婚危機
常連老人グッガンの病気
クムジュ先生の母娘関係とドシク料理長への想い
料理長ドシクの過去と我が子ユキエ（シン、ヒョンビン）との対面
天地人の姉娘ウジュに一目惚れし
すり寄るホテがいた組のやくざの若頭チョ、デシク（チェ、ドクムン）
１５年前のハンドルフードの秘書オ、テボクの事件を追う
老刑事カン、チョルソク（キム、ギボク）とチョ、ミナム刑事（オ、ヨン）
孤児院廻りをするギチャン
情愛あふれるギチャンにとって
預かった子といえ、軽々に人の言葉を信じ死亡を認めたことが
ズーッと心に引きずっていました
その預かった子、ハンドル探しの消息探しの旅に出たのですが
だんだんと、もどかしいくらい記憶が薄れてきています
認知症が進んでいます
必死に自分の過去を探し出そうとするホテに
カンサンも心から応援しいつしか二人に恋心も芽生えだします
ホテの孤児院で共に育ったパク、ヒョンス（チョ、ジエワン）
ホテの一番の親友で天地人にホテに呼ばれやって来ました
ヒョンスの眼の色がへジュンを見て変わりました
周りの誰しも気付いていません
結婚間近のフィアンセを奪ったのは飲酒運転で命を奪い
米国に料理研修で飛び発ったへジュンでした
ホテが記憶をたどっていくと
幼少期、遊園地で父に手を惹かれ来てはみたものの
父が倒れ込み、その父にせがる幼い自分の手をひき離し連れ去った男の顔が浮かんできました
ハンドル、フードのオ、テボクでした
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この事件の発端はハンドルフードの会長ヒョンスクが若かりし頃
天地人のギチャンに思いを抱いていたのが
何故しかギチャンの友人、苦学生のコ、ソヌと一緒になってしまい
ソンドルという男の子も授かりました
お嬢様育ちのヒョンスクは貧しい生活に耐え切れず
幼子をコ、ソヌに託し実家に帰ってしまいます
その後、ヒョンスクは元検事のミンチョルと結婚
へジュンが生まれました
ミンチョルは冷酷な人間で会社は大きく飛躍させますが
法すれすれのあくどい経営で数多くの悪事も働き敵も多くいる人物でした
ミンチョルは同郷のオ、テボクを手なずけ
母の為にとマンションを提供したりして
汚い、裏の仕事をテボクが断り切れないように工作しています
孤児となったコ、ソヌの息子ソンドルの殺害を命じたのもミンチョルでした
さすがのテボクも痛いげな幼子を殺すことはできず
孤児院へ預け、この子の記憶が無くなるようにと園長に持ちかけ
ソンドルに虐待を押し付け記憶をもぎ取ってしまったのでした
もちろん息子へジュンの事故をもみ消し
海外逃亡もミンチェルの指図でした
これが事の真相です
愛する者を奪われた悲しみを何の罪の償いもせず
のうのうと生きている奴に仕返しをすると
ヒョンスはミンチョルの息子へジュンを誘拐します
そのヒョンスを止めたのはホテでした
俺は昔からヒョンスを弟と思い共に育ってきた
お前の殺そうとしているへジュンは俺の実の弟だ
俺は同時に二人の弟を失いたくない…と
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全てを告白したオ、テボクは二人の刑事に自首をしてきました
あと１日で時効の日を迎える前日でした
老刑事が言います
今晩はゆっくり家で寝て、明日自首して来いと
翌朝、テボクが警察に出頭すると今朝の０：００に時効が成立とのこと
老刑事の温情でした
テボクの自主により裏帳簿からミンチョルも逮捕されますが
裏工作か保釈です
ところが保釈間際のＴＶ報道中に暴漢に襲われます
数多くの敵、人を泣かせた罰です
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ハンドルフードルにヘジュンも戻り
ホテも別れた母への誤解も解けました
流浪中のギチャンも天地人に戻ってきました
新しい天地人のスタートです
この子役ウンビの笑顔に救われました
またお姉さん役のウジュの心根の優しさは癒されます
そして亡き母ソ、スニム（イ、カニ）が現れ
二人の娘にやさしく料理の意味を手ほどきする場面は良かったですね
それと沢山のキムチ料理
キムチは韓国料理の基本ですね
ソン、イルグクファン以外には
筋書きが単純、なぜ急に子供探しの旅にといったような
矛盾も多く
推奨はいまいちです ★★