2016(平成28)年12月4日(日) くもり / 雨

先月の17日に飯南高校ハナノキの紅葉と

飯高、小津安二郎資料館におじゃましましたが

その時に、第22回飯高、オーヅ会主催のパンフレットを頂きました




小津作品の上映会です

午前の部  『 東京物語 』 10:00~

午後の部  『 秋刀魚の味 』 13:00~

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午後の部に間に合うように家を出ましたが

この日は飯南町の駅伝大会があり

到着が13:07分  遅刻です

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急いで二階の会場に駆けつけると

30分遅れの13:30分開始とのことです

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上映まで時間があります

階下の様子を覗いてみましょう

いつになく駐車場も満杯でした

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入館すると目の前に小津の幼い頃の写真が並んでいます

明治末期の時代です

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左上は愛宕町の住居跡のみかんの木で右は愛宕さんです

旧宅跡は現在、小津安二郎青春館として開放され、庭のみかんの木も現存しています

下は松阪、初午大祭の岡寺さんです




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小津一家が松阪に移り住んだのは安二郎が9歳の時でした

東京から松阪第二尋常小学校(現、松阪第二小学校)に編入しています

左上は小津がよく遊んだ神戸小学校(現第五小学校)右は松阪公園の花見

下は中町のぜんざいの山作さん、現在も商い中です

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小津は中学校は

三重県立第四中学校(現在の宇治山田高校)に進学します

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その他、沢山の思いでの写真が展示してありましたが

光線が入ってしまい没です

少し、小津安二郎資料館に顔を出してみましょう

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小津作品に無くてはならない原節子さんです

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母を真ん中に兄弟で写っています

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左上は小津の眠る鎌倉、円覚寺、  右は親しかった作家志賀直哉氏と

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時間待ちで多くの人が見えます

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懐かしい映画ポスターです

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小津愛用のワイシャツとピケ帽です

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小津の同級生で親友の奥山正二郎氏

奥山が国鉄に就職し、その奥山の代用教員の後釜として

小津がこの地、飯高にやって来ました

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小津は生涯独身で、こよなく母を愛していました

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懐かしい映画雑誌です

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オーヅ会に賛同し駆けつけてくださった方々で

淡島千景さん、司洋子さん、有馬稲子さん…等々の名も見えます

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上映開始前です

松竹映画 『 秋刀魚の味 』 の出演者の説明をされています

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映写会の始まりです

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松竹映画 『 秋刀魚の味 』 は

昭和37年(1962)制作の小津安二郎監督の最後の作品です

妻に先立たれた初老の父親と

婚期を迎えた娘との関わりを描いたストーリーです

父親役には、笠智衆さん、娘役には岩下志麻さん

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共演人も凄いです

笠智衆演じる平山周平の長男夫婦に佐田啓二、岡田真理子

次男に三上真一郎

周平の同級生に中村伸郎、北竜二、恩師に東野栄次郎

他、加東大介、岸田今日子、杉村春子、吉田輝雄、三宅邦子…


113分の上映時間でした

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最後の締めは

小津安二郎監督の生き字引の岡本さん

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旧き懐かしい日本の映画を堪能させていただきました

こういう映写会の場で見る映画もたまにはいいものです

有難うございました

映画が終わり飯高の駅に寄ってみます

雨が当たってきました、この飯高駅の集客力は凄いですね  15:45分

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早やクリスマスツリーも飾られています

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小津監督は飯高町の宝ですね

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紹介画像です

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この後、飯高の湯に浸かって帰宅しました

10:00~20:00   水曜、定休

料金は640円   シルバー(65歳以上)430円です

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露天風呂です

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いい一日でした