2016(平成28)年11月23日(水)
勤労感謝のこの日
伊勢市の神宮の博物館(神宮美術館、神宮徴古館、神宮農業館)の
見学がてら紅葉巡りに行ってきました
県道37号線、通称御幸道路です
伊勢では常夜灯が目につきます
神宮の博物館、入り口です
神宮美術館の駐車場に向かいます Ⓟ無料
まずは美術館の庭園、四季のこみちからスタートです 12:00
巨大なもみじの木ですね
美術館の建物の裏側が庭園です
ガラス張りの建物内に何やら彫像が見えます
アップしてみましょう
神宮美術館は平成5年(1993)第61回式年遷宮を記念し創立されました
文化勲章、文化功労者、日本芸術院会員、人間国宝等々の方々が
式年遷宮に奉賛し、伊勢神宮に奉納された作品の数々を
収蔵展示している美術館です
入場口前に四季桜が咲いていました
入場料は美術館、徴古館、農業館
三館共通で700円です
館内は撮影禁止ですが
48ページに及ぶ冊子を頂けます
作品の一部です
中庭にある
三坂耿一郎作 『かばいあう』
神宮美術館から倭姫宮(やまとひめみや)に向かいます 12:35分
この辺りの丘陵地は倉田山と呼ばれる一帯で
神宮の三博物館の他に神宮文庫
皇学館大学、高校、中学と倉田山公園野球場が立ち並んでいます
伊勢神宮14ある別宮の一つ倭姫宮(やまとひめみや)に参内しましょう
神宮と14の別宮
倭姫命は記紀に伝える古墳時代以前の皇族で
第11代垂仁(すいにん)天皇の第4皇女で母は皇后日葉酢媛命(ひばすひめのみこと)です
日本武尊の叔母です
(日本武尊の父、第12代景行(けいこう)天皇は倭姫とは同父母の兄妹です)
倭姫は第10代崇神(すじん)天皇の皇女、豊鍬入姫命(とよすきひめのみこと)の後を継ぎ
御杖代(みつえしろ)として皇大御神に奉仕し
大和国を発ち伊賀、近江、美濃等から伊勢の国に入られました
そして倭姫はご神慮によりこの地に皇大神宮(内宮)をご創建されました
そして倭姫は神嘗祭(かんなめさい)をはじめとする年内の祭を定め
神田並びに各種ご料品を奉る神領の選定
禰宜、大物忌以下の職掌を定め、斎戒や祓の法を示し
神宮所属の宮社を定め、神宮の祭祀と経営の基盤を確立されたお方です
倭姫命は伊勢の地で薨じ、尾上御陵に埋葬されたと伝えられています
尾上御陵(おべごりょう)は内宮と外宮との中間に位置する
伊勢市倭町の間の山に埋葬されたという伝えの古墳があり
現在宮内庁により整備管理され
その古墳に隣接する倉田山に大正11年(1922)
内宮の別宮として倭姫宮が創建されました
40,000㎡、12000坪の宮域です
倭姫以降、代々の天皇は
未婚の皇女を伊勢に遣わし皇大神宮に奉仕させられました
斎王制度のはじまりです
こちらが表参道入口です
神宮の博物館入口の地点ですね
参考にしてください
続きます