2016(平成28)年8月27日(土)
北陸、二日目は小松市の観光です
小松市は建設機械大手のコマツの企業城下町で北陸工業地帯の一翼を担っています
また観光都市金沢の空の便の発着地です
人口は石川県内では金沢市(47万人)
白山市(旧松任市ほか7町村が合併)の11万人に次ぐ第3位の107、000人です
小松市周辺です
ホテルから見た今朝の空模様です 8:00
アパホテル小松、ツイン朝食付き二人で7400円 +Ⓟ1000円です
9:00出発です
まずは歌舞伎十八番の勧進帳の安宅の関に向かいます
富樫像が眼に入ります
弁慶さんは後ろ姿でした
安宅住吉神社のⓅで見かけた案内図ですが
相当お値打ちです
奥の駐車場にすればよかったかなー 9:10分
目の前に広がる日本海
荒々しい波が打ち寄せています この先は福井方面です
金沢方面 小松灯台も見えます
義経とその一行はこの海岸沿いを歩いてきたのでしょうか
入り口に与謝野晶子の歌碑もありました
最近の案内図です
勧進帳、主役三人の像です
解説版です
お休みお土産処に寄ってみます
開店間際で忙しそうです
2005年のNHK大河ドラマ『義経』、義経役の滝沢秀明(当時22才)さんですね
弁慶は松平健さん、富樫には石橋蓮司さんでした
とりあえずチケットを購入します
歌舞伎勧進帳は7代目市川團十郎が
天保11年(1840)に上演して以来歌舞伎の代表作となっています
館内は勧進帳一色です
係りの方が丁寧に説明をされます
弁慶の七つ道具
スクリーンに勧進帳のダイジェストが映し出されます
2004年3月20日 小松市の
こまつ芸術劇場で上演された時のものです
富樫役は10代目板東三津五郎、屋号は大和屋
昨年の2015年2月21日、59歳の若さでお亡くなりになりました
義経は7代目中村芝雀、屋号は京屋
弁慶に12代市川團十郎、屋号成田屋
2013年2月3日、66歳で惜しまれ亡くなっています
夢の共演ですね
あらすじです
富樫から疑われた弁慶は勧進帳を読み上げます
中身は何も書いてありません
偽の勧進帳を読み上げた弁慶が
勧進帳を右手に、左手に数珠をもってお不動さんのように構えます
弁慶と富樫の丁々発止の場面
山伏問答です
嫌疑が晴れ、一行が喜びあっている最中に
弁慶が右手で石を投げる格好をします
六方とは六つの方角でのことで
天、地、東、西、南、北へ手足を動かし花道を渡って引っ込みます
嫌疑が晴れ飛ぶように勇んで引っ込む
弁慶最大の見せ場で、舞台を華やかに締めくくります
来館記念写真の場所です
この勧進帳ものがたり館は外せませんね
史跡、安宅関址です
与謝野晶子の歌碑 これが昔からある歌碑です
安宅住吉神社境内の弁慶勧進帳像です
神亀石です
白装束の巫女さんに誘われ神殿にお参りしました
本宮は大阪住吉大社でなかなか商売熱心です
当地、安宅住吉神社は弁慶が義経一行の難儀を救ったことのいわれから
難関突破の神社として有名です
家に飾ってあります
帰り際、お宮参りのご家族にお会いしました
ひと月参りとのことでした
駐車場に戻ったのが10:10分
さざれ石を写真に収め、近くの小松空港まで飛びましょう
小松市では曳山子供歌舞伎が明和3年(1766)から実に250年引き続いています
こまつ芸術劇場うららを舞台に(JR小松駅西口)
平成11年より全国子供歌舞伎フェスティバルin小松を開催し
全国各地の子供たちと地元小松の子供たちの競演が繰り広げられます
小松空港は防衛省が管理の
航空自衛隊小松基地と民間航空が滑走路を共有しています
小松空港進入路
ご当地、富樫さん忙しいですね
30分間はⓅ無料です 10:25分
ローカル空港ですが
年間利用客は国内210万人、海外17万人と
本州日本海側、空港では乗降客数は最も多く、計器侵入装置ILSを
使用しているため冬季の悪天候時でも欠航は少ないです
展望デッキに上がってみました、私ではありません
あいにく雲で白山連峰は見えません
ここで買った焼き鯖おにぎり、この旅行で一番でした
30分以内に出ましょう 10:50分 セーフでした
小松市概略図です
続きます