2016(平成28)年8月26日(金)  晴れ

自宅を5:50分に出ます

伊勢自動車道~東名阪~新名神高速道を経て

新名神、甲賀土山インター(6:50分、70km、1750円)からは

滋賀県のグリーン道路(307号)から福井を目指します

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滋賀、蒲生郡日野を通過します

近世、松阪の始祖、蒲生氏郷公、生誕の地です

最初の休憩はグリーン道路沿いの

道の駅、東近江市あいとうマーガレットステーションです  7:50分

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もちろん、まだ開店前でした

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この湖東三山のある辺りからグリーン道路は

名神高速と並列して走っています

彦根市からは8号線に入り米原市、長浜市と琵琶湖東岸の都市を通過します

R8号線から見えるJR木之本駅へと続く長い歩道橋です  9:25分

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琵琶湖の北端部です    9:30分

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道の駅、奥琵琶湖水の駅です  9:35分

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サイドカーが停まっていました

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どなたが乗るのか興味が湧き待っていますと

私と同年輩くらいの方が琵琶湖方面に向かって走って行かれました

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福井県に入っています  10:00

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敦賀湾   10:15分

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対岸の敦賀半島、立石岬辺り東岸には日本原子力発電の原発があり

西岸には同じく日本原電の高速増殖炉もんじゅがあります

若狭、小浜湾に面した美浜、大飯、高浜地区には関西電力の原発があり

その数県内15基、福井は日本の原発銀座と言われています

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海岸沿いから越前市の市街地に入ってきました

平成の大合併で武生市と今立郡今立町が合併、越前市となりました2005(H5)年

人口81000人

絵本作家のいわさきちひろ、歌人の俵真智さんの出身地です

女性防衛大臣の稲田朋美氏も

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滋賀県北部辺りから北陸路にかけては豪雪地帯でもあり

信号機も縦型です     10:45分

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まず今日の福井観光の第一歩は越前和紙の里からです

越前和紙は1500年の歴史を持ち

奈良時代から仏教に必要な写経の為の用紙を漉き始めたといわれ

越前市今立地区では

今、現在も70社余りの製紙会社が集中し和紙の産地として知れ渡っています

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越前和紙はその品質の高さから

檀紙という公家の正式文章や、奉書と呼ばれた将軍家の正式文章に使われ

明治元年、わが国初のお札用紙に使われ

また現在の紙幣に使われている透かし技法、黒透かしは

越前和紙に伝わる技法が採用されたものです

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駐車場傍の和紙体験工房、パピルス館から覗いてみましょう  11:10分

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入り口には大きな和紙で出来た吹き流しが飾ってあります

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室内にも吹き流しと説明文が

夏らしい風が吹くころになると、全国各地で七夕祭りが開催されます

七夕の飾りと言えば、色とりどりの吹き流し

元来は機織りの上達と長寿を祝う縁起飾りでしたが

越前和紙で作るものは、ひときわ艶やかで

地元では吹き流しコンテストも開催され静かな和紙の里も

この時ばかりは賑やかになります…と

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丁度、夏休み  子供さんも耳を傾けています

奥の実習室では小中学校の生徒さんが励んでいますね

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体験和紙づくりは20~40分  色紙判500円から様々なコースがあります

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少し売店も覗いてみましょう

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和紙を中心とした民芸、季節、催事の和紙製品が揃っていました

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越前和紙を使用した商品の一部です

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和紙の里通りに入ります  全長230mのシンボル通りです  11;30分

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いい雰囲気ですね

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前方にうだつの建物が見えてきました

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越前市定友町で紙漉きを生業としていた西野平右衛門家、

寛永元年(1748)創建の紙漉き家屋をそのまゝ平成8~9年に移築、復元された建物です

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入館してみましょう  200円、紙の文化博物館と共通です

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二人だけですが和紙の原料から歴史と詳しく説明されます

和紙の原料はこうぞ、みつまた、雁皮(がんぴ)等の内側の柔らかい繊維質が素です

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そしてこの方が実際に和紙づくりを目の前でやられます

紙料を溶かした透き舟です

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慣れた手つきで紙を漉きます

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本物の和紙職人さんでした

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鮮やかに1枚の和紙の完成です

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竹で作られた細かい目の漉き桁

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漉いた和紙を絞ります

そして1枚、1枚重ね乾かします

和紙はくっつくことはないとのことです

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昔ながらの行程を見ることができました

これだけで充分堪能できました

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一階では創作中の作品も見ることができます

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丁度お昼時分でお食事でしょうか

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二階に上がってみましょう

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二階には完成した和紙の作品や絵が掲げられています

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絵画ですね

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和紙には欠かせない粘液、ネリの素のトロロアオイです

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いい勉強になりました

共通券の紙の文化博物館がリニュアル中で閉館であるためと

お土産に和紙の5枚セット(A4の大きさ)を頂きました    12:10分

かえって悪いような気がしました

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越前和紙の後は

わが国のメガネフレームの96%を占める(世界シェアでも20%)

メガネのまち、鯖江市のシンボル、めがねミュージアムに向かいます

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道の看板にもめがねの町、鯖江市と大きな道標が立っています

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メガネミュージアムに到着です   12:40分

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鯖江市の人口は約68500人

就業者の6人に一人はメガネ産業に従事しています

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福井、鯖江市のメガネの先駆者、増永翁の胸像が入口に

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鯖江市出身では浄瑠璃の近松門左衛門

アニメーション作家の久里洋二(ひょっこりひょうたん島)が有名です

明るくモダンな建物です  入館は無料です

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展示室から廻りましょう   

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一つ一つ手作りです

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むかしのメガネの作り方ですね

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部位等の説明です

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こういったコーナーの方が興味がありますね

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著名人のメガネです

前列左から石原裕次郎、松方弘樹、明石家さんま

後列左から美空ひばり、嘉門達夫、一つ飛ばして所ジョージ

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ショッピングルーム、売り物は撮影禁止でした

殆どが30、000前後のお値段でした

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新名所でしょうがもう一つでした   12:55分

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この人がねー

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続きます