2016(平成28)年7月12日(火) くもり / 雨 (小雨)

二日目の朝   5:00

イメージ 14

天気予報では曇り後雨、降水量は微少とのことです

9:00頃少し降り出し回復し15:00以降に雨となる模様です

朝食まで時間もあり少し散歩を

ホテル前からの中堀といろは松

イメージ 15

まずは道を隔てて、すぐ傍の護国神社に

イメージ 16

この時間ですから静寂感と厳かさを感じます

イメージ 17

昨日は佐和口から城に向かいましたが

今日は京橋口方面まで歩いてみましょう

イメージ 50

黒の板塀の建物が見えてきました

旧鈴木屋敷長屋門です

イメージ 18

中堀に面したこの辺りは300石以上の中級武家屋敷が広がっていました

この鈴木家も350石取りで

かっての敷地は間口10間半(21m)、奥行27間半(55m)ありましたが

現在は長屋門のみが残されています

イメージ 19

長屋門の桁行は8間(16m)梁間2間(4m)の切妻造り

門の右に一部屋、左に三部屋あり中間や女中部屋のほか

馬屋、物置として利用されていました

この建物の棟束に文久2年(1862)の墨書きがあり幕末頃のものだと思われます

イメージ 20

中堀に沿って歩を進めます

右折すると老舗菓子のたねやさん洋菓子のクラブハリエの店舗も見えます

イメージ 21

堀のある城下町は情緒ありますね

イメージ 22

京橋口に着きました

イメージ 23

京橋口、中堀です     後方は彦根港

イメージ 24

中堀から城内に進みます、大きな建物が現れました

旧西郷屋敷長屋門です

イメージ 25

桁行43,9m  梁間5m  西郷家は3500石取りの上級武士です

現在の地には明治16年(1883)

裁判所建設の際移築されました

墨書きによると寛保2年(1742)建造のものです

イメージ 26

この堀は内堀です

内堀と中堀に囲まれたこの一帯は上級武士屋敷のあったところです

前方に大手門橋が見えています

イメージ 27

振り返ります

イメージ 28

大手門橋   記憶が蘇ってきました

数年前はこの橋から本丸を目指しました

イメージ 29

あの時は駐車場を探すのに難儀しましたが

最近は新しい 駐車場 も多く見られます

イメージ 30

大手門入場口ですがまだ開門していません

イメージ 31

この大手山道を上がっていくと太鼓丸、太鼓門櫓に出ます

イメージ 32

さすがに、そんな元気はありません

引き返します

イメージ 33

大手門橋から京橋口まで戻ってきました

正面が夢京橋キャッスルロードです   6:05分です

イメージ 34

彦根市は彦根城下の城下町

古くからある商店街は現代の波に乗り遅れ取り残されていましたが

昭和60年(1985)市の街角整備事業の一環として

この地域が対象となり

江戸期の建物、風情を再現した街並みにしようと取り組まれ

平成11年(1999)に夢京橋商店街が完成しました

イメージ 35

彦根の伝統工芸、和蝋燭やキャンドル、香を扱った老舗

夢京橋あかり館

イメージ 36

前回、先月は向かい側を歩いたので今日はこちらを歩きます

イメージ 37

ほっこりとは方言でしょうか

感じとしてはホッとするとか満足したの意のような言葉に感じます?

イメージ 38

振り返ります     お城、京橋口方面です

イメージ 39

今朝のお目当て宗安寺の赤門です

前回は観音さんの像に眼を奪われ通りすがっただけでした

イメージ 40

本堂の鬼瓦

イメージ 41

高さ2,6m  横幅2,5mあります

イメージ 42

宗派は浄土宗

この朱塗りの表門は、石田三成の佐和山城大手門を移築したもので

宗安寺は別名赤門寺とも言われています

イメージ 49

この本堂は江戸時代中期

長浜城付属御殿を移築したものです

イメージ 43

高さ4,7mの聖観世音菩薩(あかもん夢観音)

中国で一つの御影石から彫像されたものです

平成7年(1995)阪神大震災の直前に神戸港に運ばれ

宗安寺に造立された観音像です

イメージ 44

台座は納骨堂となって宗派を問わず納骨できます

イメージ 45

右の仏様はびん賓頭廬尊者(びんずるそんじゃ)といい

自分の痛み苦しむところと同じところをなでると不思議に治ると言われ

通称、なで沸さまと言われています

イメージ 46

江戸時代、幕府は李氏朝鮮と国交を開いており

李王朝からの一行数百人は彦根に宿泊し

通信使節団の高官は宗安寺が宿泊所でこの黒門は

御馳走搬入口に使用されました

宗安寺の黒門と赤門

イメージ 48

歩道には彦根かるたをあしらったレリーフも見られます

イメージ 47

四番町スクェアに入ってきました   6:25分

イメージ 12

四番町スクェアとキャッスルロードの関連記事です



  寺町通りです

左、浄土宗來迎寺    右、浄土宗大信寺

イメージ 13

來迎寺は慶長8年(1605)宋誉来極の開基

もとは甲賀郡にあったが安土、佐和山を経てこの地に落ち着きました

朝鮮進使の中官の宿舎に供され

本尊の木造阿弥陀如来坐像は建久7年(1196)造立の銘があり

彦根市内各寺の本尊の中でも最古のものです(国指定文化財)

イメージ 1

道を挟んで大信寺

初代彦根藩主、伊井直正建立の寺で

山門の上に鐘楼をもっています

イメージ 2

石垣は彦根城築城の際の残石で

彦根城と同じく牛蒡積みです

牛蒡(ごぼう)積み=石の大きな面は内側、小さな面を表側にだした

積み方で頑丈な石垣積みと言われています

イメージ 3

真宗大谷派、願通寺です

イメージ 4

キャッスル道路に戻ります

イメージ 5

京橋口に一番近くの店、陶器のこいでさん

国宝彦根屏風の一場面を陶器に書き込んだ器や花器は

彦根土産の贈り物、記念品として重宝されるものです   6:40分

イメージ 6

6:50分ホテル到着です  2時間弱の散策でした

イメージ 7

朝食はバイキング    7:15分
   
イメージ 8

イメージ 9

清算はツイン、大浴場あり 駐車場 完備

朝食付きでお一人¥8000余し

お勧めです

イメージ 10

ホテル系列の売店で1割引き

お土産に赤蒟蒻、近江牛入りカレー、銘菓埋れ木(割引なし)等々

ホテル代をオーバーしました

イメージ 11

彦根キャッスル リゾート&スパ  TEL0749-21-2001

出発は8:45分でした

続きます