2015(平成27)年10月8日(木)

土津川温泉からR168をさらに南下

再び和歌山県域に入ります

目指すは熊野三山(熊野本宮大社熊野速玉大社熊野那智大社)です

熊野詣でとは熊野三山をお参りすることです

院政期の時代(平安末期~鎌倉幕府に至る期間)

都からの度重なる御幸がきっかけとなり熊野の地は日本中に知れ渡り

老若男女、貴賤を問わず多くの人々が熊野を目指し

その有り様は蟻の熊野詣と、たとえられるほど

大勢の人々が列をなして熊野を詣でました

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道幅も広く快適です13:20分

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道路に沿って流れる熊野川も大きく広がっています

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一級河川熊野川は当初は新宮川として登録されましたが

地元の熊野川への変更要望が多く1998年4月熊野川に名称が改訂されました

総延長は183kmです

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熊野三山の一つ熊野本宮大社に到着  13:30分 

本宮大社横に大きな 無料駐車場が有ります

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熊野本宮大社は現在は田辺市本宮町本宮に位置しますが

明治22年(1889)の大洪水で社殿は破損、流されるまでは

熊野川の中州に社地がありました

現在、旧社地の中州は大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ

日本一高いコンクリート造りの大鳥居が建っています

高さ33,9m 横42m  平成12年に完成です

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現在の熊野本宮大社です

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伊勢に七度、熊野に三度

人々は来世の幸せを願い伊勢や熊野に何度もお参りしました

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本宮縁起です

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参道です

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石段を登ります

作法として右側通行、真ん中は正中(神様の通り道)で端を歩きます

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参拝者はまず祓戸(はらいど)大神からお参りくださいとあります

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熊野神社は日本全国3,000社にも及びます

熊野権現は熊野神社に祀られる神で

中でも沖縄では殆どの神社が熊野権現を祀っています

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本殿が間近ですね

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お参りの順番です

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順番どおりにお参りしましょう   13:40分

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これ以降撮影禁止です

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熊野と八咫烏(やたがらす)の由来です

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黒いポストです

正規のポストで一日1回、取集もしています  田辺郵便局

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本宮横の道を少し歩いてみます

世界遺産、熊野古道の中返路の一部です

本宮大社の裏ですが古道の雰囲気があります

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少しだけ熊野古道に踏み入れました

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熊野本宮大社を後にします   14:10分

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優雅な熊野川です

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途中、瀞峡(どろきょう)巡りのジェット船乗り場ありました  志古乗船場です

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頂いたパンフレットです

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往復2時間の遊覧  よさそうです  14:45分

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急ぎましょう

新宮市に出ました  15:20分

勝浦に向かい熊野那智大社を目指します   R42号線、波しぶきが凄いですね

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那智山に向かっています

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通常は那智の滝周辺に駐車するのですが

今日は最奥高台の青岸渡寺の 駐車場 まで乗りつめました   800円  15:40分

すぐ目の前が西国33か所第1番、青岸渡寺です

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青岸渡寺を横目に

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すぐお隣の熊野那智大社に参内します  15:50分

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熊野那智大社の領域は広く

那智山一帯を領し、那智大社、青岸渡寺、那智の滝(別宮、飛龍神社)まで

広域にわたっています

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日本サッカー協会サッカーのマークは八咫烏(やたがらす)です

サッカーの戦勝祈願はよくなされます

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拝殿です、この奥に本殿があります

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現在の社殿は本殿も含め六殿です

右から第一殿滝宮(大巳貴神)  第二殿証誠殿(家都御子神)

第三殿中御前(速玉神) 本殿の第四殿西御前(夫須美神) 第五殿若宮(天照大神)


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第六殿には八社の社殿がありますが

元来、熊野那智大社の社殿は那智滝にあり

滝の神を祀ったものだという原始信仰の考えが今も残っています

左の社が第六殿で前に社が並んでいます

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三本足のカラス、八咫烏(やたがらす)です

日本神話によれば神武天皇を熊野国から大和国橿原へ

道案内をしたとされています

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これは二の鳥居です

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この下に一の鳥居があり

長い急峻の石段を苦労して上り、右に西国第1番の青岸渡寺

左に熊野那智大社と別れ那智大社には一の鳥居をくぐり二の鳥居に出ます

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高所だけに絶景ですね

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みえる山並みは那智原始林です

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和歌山県指定文化財の那智の楠です

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青岸渡寺にもお参りしていきましょう

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那智の滝

落差133m、毎秒1トンもの水が豪快に落下する日本一の滝です

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那智大滝、青岸渡寺の記事です



時刻は16:00です

熊野三山、もう一つ新宮市にある熊野速玉大社を目指しましょう

R42号を引き返します

16:40分着    駐車場 無料  54台

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熊野速玉大社、入り口の鳥居です

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参道の右手に

八咫烏(やたがらす)神社と手力男(たぢからお)神社が合祀されています

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左手に大きな御神木が現れました  梛(なぎ)の木です

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神門です

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熊野速玉大社のいわれです

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曼荼羅

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この奥が神域ですが、時間が遅くひっそりしています

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朱塗りの美しい社殿を左から右方向に撮っています

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時刻も押し迫ってきました

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神宝館には御幸にまつわる多数の展示がされていますが

既に閉館です   9:00~16:00  500円

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弁慶は?諸説ありますが…

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最後の速玉大社は

時間に追われてしまいました

一路、自宅を目指します  140km位でしょうか   17:05

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尾鷲北からは高速を走り2時間ほどで到着しました

トンネルは多いです

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有難うございました