2015(平成27)年9月1日(火) 雨

8月に見たDVDは

2013(平成25)年上半期のNHK朝の連続TV小説です

作品は故郷編(1~72話)と東京編(73~156話)からなっています

脚本は宮藤官九郎氏です

ヒロインの天野アキ役は能年玲奈

1,953人のオーディションから選ばれました

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第1部、故郷編は、東北地方、岩手県三陸海岸沿いの

架空の町、北三陸市が舞台です

東京の女子高校生アキが母の故郷、北三陸駅に

母、春子(小泉今日子)と共に降り立ったところから始まります

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1984(昭和54)年の夏

当時18歳の春子は、北三陸鉄道リアス線、開通式の日に

東京でアイドルになるために列車に乗り込みます

(有村架純)

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それから24年後の2008(平成20)年8月

天野春子は東京で生まれた娘、16歳のアキを連れ

郷里、北三陸市の実家に戻ってきました

春子を呼び戻したのは

春子の同級生で幼馴染の、三陸鉄道の北三陸駅長、大向大吉(杉本哲太)

町おこしの為にと、郷里に戻り海女を継ぐことを説得し引き留めるのでした

左は副駅長の吉田正義(荒川良良)

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春子の向かった先は生まれ育った実家

そこには春子の母、夏(宮本信子)がいるはずです

夏は今でも現役の海女で海女会長も兼ねています

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春子の東京での生活は個人タクシー運転手の夫、黒川と

高校2年のアキとの生活でしたが

アキが学校や友達になじめずそのことが原因で夫婦間も冷えていました

春子も東京の生活に区切りをつけしばらく娘のアキと共に北三陸の地で暮らしだしましたが

春子と夏の関係はギクシャクしています

アキの引込思案の性格は

この北三陸の海と、祖母夏の仕事、暮らしぶりに心惹かれ

祖母、夏の言われるまま、うに丼の車内販売、海女にも憧れ

海にも潜りだしました

夏休みの終わりころ東京から父、黒川正宗(尾美としのり)が

アキに会いに北三陸まで追ってきましたが

アキのはつらつとした姿を見て一人、東京に戻ります

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東京の高校から転校したアキは

通学列車内で同級の一人の女子高生と出合います

アイドルを夢見る足立ユイ(橋本愛)ちゃんです

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ユイの父は元教師で現在は県会議員

ユイの兄ヒロシは(小池徹平)東京からのUターンで

秘かにアキに好意を寄せます

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一方アキは高校の潜水土木課の先輩

種市浩一(福士蒼汰)に思いを寄せてしまいます

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その種市君は東京の建設会社に就職も決まり

東京に憧れるユイのほうに

心を惹かれています

北三陸鉄道ではPRのためミス北鉄コンテストを募り

その初代ミス北鉄にユイが選ばれます

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観光協会に再就職したヒロシが

ホームページで初代ミス北鉄を動画で公開すると

北鉄のユイちゃん人気に火が付き、多くのアイドルおたくが北三陸駅に殺到

北三陸の町としては待望の町のアイドル誕生に大喜びです

海女のシーズンも終え

北鉄ではアキを一日車掌として迎え

人気沸騰中のユイちゃんと共に海女姿での

うに丼の車内販売を企画します

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北鉄は二人を潮騒のメモリーズと大々的にフル活用

ファンは殺到しイベントは大盛況です

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ここで故郷編の相関図です

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アキの家族

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北三陸の海女さん

天野夏さんが会長で、アキも海女さんの一員です

芸達者な出演者の顔ぶれです

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アキの親友ユイちゃんの足立家

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北三陸の人達

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いつも仏壇の遺影に手をあわせ

死んだと思っていた祖父天野忠兵衛(蟹江敬三)が

突如、天野家に帰ってきました

忠兵衛さんは遠洋漁業の漁師で1年に10日ほどしか家に帰らず

夏さんは夫が航海に出る時にはいつも帰らぬ人だと思い

仏壇に写真を飾っているのでした

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短い滞在でしたがアキにとって

じっちゃんはかっけーいい存在でした

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漁に出ていると鳥は鳥類、魚は魚類

俺は日本人でもなんでもない人類だ…と

そして

母春子の少女時代、のど自慢で賞を総なめにし

アイドルを夢見て東京にでたという過去も…

母が過ごした部屋で母娘で話し合うアキと春子

(春子は夏の経営する喫茶&スナック、リアスを手伝っています)

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地元ローカルTVにも二人は出演し

アイドル願望の北鉄のユイちゃんはもちろんのこと

アキまでもがアイドルを夢見る心が湧きだします

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アイドル発掘のため

東京から芸能プロダクションのスカウト水口琢磨(松田龍平)が

琥珀採掘家の小田勉(塩見三省)の弟子として身を隠し

この二人に東京行を進めるのでした

琥珀堀のベンさん

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(主はユイちゃんでアキはおまけみたいなものでした)

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ユイの家族もアキの家族も大反対です

東京行きを決意した二人は決行

乗ったバスは北三陸の袖が浜行で失敗です

しかし二人の心に芽生えたアイドルへの思い、東京行きの決意は固く

アキとユキちゃんの思いは募るばかり

見かねた夏さんは春子を説得し

アキを東京に送りだすのでした

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北三陸の人達に見送られ東京に向かうアキ

2009年の夏です

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ところが一緒に東京に向かうはずだった

ユイちゃんは父が倒れたため列車に乗れませんでした


流行語ともなったじぇじぇじぇ

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私はこの人の演技が一番だと思いました

夏ばっぱ

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芸達者な人たちに恵まれた作品でした

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東京編に続きます