2015(平成27)年1月28日(水)
 
早朝の出発です
 
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今回の日帰りツアーは
 
昨年のSTEPトラベル社、参加者を優先した企画で
 
お一人税込み4300円という超破格値です
 
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行く先です
 
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メインは近江八幡ですね
 
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7:15分松阪を出
 
伊勢自動車道、新名神高速を走っています
 
三重と滋賀の山間では雪も舞っています
 
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トイレ休憩もなく、1時間20分ほどで信楽、たぬき村に到着です
 
8:40分   気温2℃
 
今日の参加者は36名
 
バスは神勢観光、添乗員はmitaniさんでした
 
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平日で時間も早く
 
本日の一番乗りは我々です
 
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たぬきの置物が10,000体あるそうです
 
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そうそう今年は未年ですね
 
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こちらは縁起物の蛙さんですね
 
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信楽焼きは滋賀県甲賀市信楽で造られる陶器で
 
日本六古窯の一つです
 
(瀬戸、常滑、越前、信楽、丹波篠山立坑、備前)
 
信楽の土は耐火性に富み可塑性とともに腰も強く大物づくりに適し
 
また,小物においても細工しやすいという特性があります
 
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信楽と隣接する三重、伊賀地方でも
 
伊賀焼がありますが、どちらも古琵琶湖層の粘土層を利用しているため
 
雰囲気は相似しています
 
しかし何といっても信楽焼きの代名詞はたぬきですね
 
たぬきは他を抜く通じ
 
商売繁盛と店の軒先に置かれることが多いです
 
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たぬきの八相縁起
 
笠…思いがけない災難を避けるための普段からの準備
 
大きな目…周囲を見回し、気を配り正しい判断ができるように
 
笑顔…お互いに愛想よく
 
大きなお腹…冷静さと大胆さを持ち合わせ
 
徳利…人徳を身につけよう
 
通い帳…信用が第一
 
金袋…金運
 
太い尻尾…何事にもしっかりした終わり、けじめを
 
名前入りの陶器類もありました
 
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20分ほどでたぬき村をで
 
近江八幡に向け出発です  9:00
 
約1時間ほどで日牟禮八幡宮に到着です
 
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商売繁盛を願う近江商人に氏神様と愛された日牟禮八幡宮
 
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着いたところで集合写真です  1000円
 
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ずいぶんと旧くからの神社で
 
伝記によれば131年、第13代成務天皇のおり
 
武内宿禰に命じこの地に地主神を祀られたのが鎮座の始まりとされています
 
入母屋造りの楼門からすぐ正面が拝殿です
 
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鎌倉時代のものと言われる拝殿にお参りしましょう
 
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楼門の裏に綺麗な飾りつけもありました
 
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楼門には仁王像が多いですが
 
ここではやさしいお顔の像でした
 
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楼門からすぐそばに八幡山ロープウェイが発着しています
 
標高271.9mの八幡山まで片道4分、15分間隔で運行   往復720円です
 
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今日は八幡堀巡りで次回にとっておきましょう
 
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日牟禮八幡宮前の道路を大鳥居のあるあたりまでそぞろ歩きです
 
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橋を渡り、下の堀まで降り
 
堀沿いの遊歩道を歩きます
 
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ここが発着場です、丁度かわらミュージアムの裏側です
 
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堀巡りには14名の参加でした
 
2隻に分散して乗船です  1000円
 
船内には履き物を脱ぎ座ります
 
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私たちが歩いてきた遊歩道と橋ですね
 
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堀沿いの石積み、白壁の土蔵、いいですねー
 
この辺りはよく時代劇のロケ地にもなるそうです
 
桜の咲くころは良さそうですね
 
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二つ目の橋を潜ります
 
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近江八幡は太閤秀吉の甥、豊臣秀次の築いた城下町です
 
秀次は秀吉の姉とも(日秀)の長男で後に秀吉の養子となり関白まで上り詰めましたが
 
秀吉に実子、秀頼ができたため疎んぜられ
 
謀反の疑いで高野山に蟄居、切腹を命ぜられその首は京、三条河原に曝されました
 
この辺りで堀は右に折れます
 
正面はシキボウ八幡工場ですね
 
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三つ目の橋を越え
 
佛光寺別院の見えたところで船はUターンです
 
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近江八幡の水路(延べ5.5km)を整備し
 
近江商人の発展に寄与した秀次ですが
 
有難くない摂政関白と揶揄される汚名もあります。
 
定かではありませんが
 
正親町天皇、崩御の際の鹿狩り、殺生禁断の地、比叡山での鹿狩り
 
夜な夜な人狩りと称しての辻斬り
 
鉄砲の試し撃ちとしては農夫を撃つ
 
妊婦の腹を切り裂く…等々
 
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戦後、陸上交通の発達に伴い
 
八幡堀が水路としての要をなさなくなり
 
ライフスタイルの変化で生活用水や工場の排水等で水質は劣化
 
昭和30年代頃から堀を埋める計画案が浮上しだしました
 
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埋め立ての危機を防いだのは
 
近江八幡青年会議所の面々でした
 
歴史ある水郷の町、堀を残そうと立ち上がり
 
市民に八幡堀の復元を呼びかけ
 
輪を拡げその精神がいまなお清掃活動として残っています
 
歴史的景観が残された経緯です
 
右の蔵はふとんの西川さんの建物でしょうか
 
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最初の橋まで戻って来ました
 
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結婚前の前撮り写真でしょうか
 
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約35分間の堀巡りでした
 
舟から降り、かわらミュージアムの敷地内を通ります
 
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途中大きなだるま様の窯がありました、だるま窯と名付けられています
 
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昭和30年頃に復元されたもので昔はこのような窯で八幡瓦が焼かれてきました
 
八幡堀は市中を流れています
 
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バームクーヘンで有名なクラブ.ハリエさんです
 
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店内です
 
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お土産です
 
娘には宅配便で送っています
 
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二階のトイレの前にはいろんな賞を受賞されたのか展示されていました
 
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また実技のお菓子教室も開催中でした
 
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バスの集合までもう少し時間がありそうです
 
日牟禮八幡宮の大鳥居前に
 
明治10年(1877)建設の八幡東学校が白雲館として
 
無料観光案所として開放されています
 
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なかなかの建物です
 
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館内には、この近江八幡の八幡堀をロケ地に
 
造られた作品、その出演者の現場写真、サイン等が展示されていました
 
水戸黄門、銭形平次、丹下左膳、大奥、遠山の金さん
 
暴れん坊将軍、必殺仕事人、新鬼平犯科帳、剣客商売
 
ごちそうさん、るろうに剣心、しゃばけ、月影兵庫…等々
 
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近江八幡では
 
メンソレータムの近江兄弟社も有名ですね
 
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ここではお土産に丁稚羊羹を…
 
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店員さんによると近くに安土城跡地があり
 
そこに信長の館として安土城の5,6階部分を復元したそうです
 
近江八幡の街並みと信長館は見たいですねー
 
1時間30分の近江八幡滞在でした
 
11:30分
 
バスは近江の国から美濃の国に向かいます
 
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行程図です
 
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続きます