２０１４（平成２６）年１０月２１日（火） 
ドラマ半沢直樹は
波井戸潤氏による小説、半沢直樹シリーズのＴＶドラマ化の作品で
２０１３年７月７日～９月２２日までＴＢＳ系日曜劇場で放映された作品です
１９９１（平成３）年バブル経済末期
主人公、半沢直樹はかねてからの
志望、産業中央銀行に入行します
慶応大同期入行の三人
半沢直樹、近藤直弼、渡真利忍
バブル崩壊の波を受けた日本経済、とりわけ金融業界では
生き残りのためには背に腹も代えらぬ銀行同士の大合併劇が広げられ
半沢の勤める産業中央銀行も２００２年、東京第一銀行と合併し
東京中央銀行として名を改め世界３位のメガバンクとして発足しました
入行から２０年
彼らは銀行マン＝バンカーとして
行内の中心的な役割を担う存在となっています
半沢直樹も現在は大阪西支店、融資課課長として
多忙な日々を送っています
半沢直樹 （堺 雅人） 妻 花 （上戸 彩）
同期の渡真利忍 （及川光博） 近藤直弼 （滝藤 賢一）
東京本部融資課所属 半沢とは剣道部で汗を流した親友
情報通で半沢に適格な助言を与える 大阪本店システム課に在籍
ある日、大阪西支店では
浅野支店長が融資目標１００億達成のための激を飛ばしています
支店長は人事畑出身で出世街道を走っていますが
役員になるためには現場経験が必要だと
単身で大阪西支店に赴任しています
目標は最優秀店舗賞、１００億の融資達成です
浅野 匡 支店長 （石丸 幹二） 浅野の腰ぎんちゃく、副支店長江島（宮川一朗太）
自分の出世欲のため残る５億の融資を
新規の大阪スチールと締結せよとの強引な指示です
新規で無担保、責任は私が取るの支店長命令です
大阪西支店、融資課半沢チームの一員です
角田（モロ師岡） 垣内（須田邦裕） 入行２年、中西（中島裕翔）
晴れの優良店舗賞から３か月後
優良企業に見えた大阪スチールは粉飾決算が発覚あえなく倒産
出世欲に燃える浅野支店長は５億の全責任を
融資課長、半沢一人に擦り付けようと画策
東京本部の旧産業中央の先輩、大和田常務に根回しをします
大和田常務（香川照之） 東京本部統括部長岸川（森田順平）
人事部長小木曽（緋田康人）
強引な融資話から責任転換
半沢直樹は事の真相究明に駆けずります
残された資料から半沢の脳裏には計画倒産の疑いが…
西大阪スチール社長東田（宇梶剛士） 愛人未樹（壇蜜）
経理課長、波野（ラサール石井）
調べていくうちに西大阪スチールで連鎖倒産の憂き目似合った
竹下金属、淡路鋼材の社長を見つけ出します
竹下金属社長（赤井英和） 淡路鋼材、板橋社長（岡田浩暉）
献身的に半沢の捜索に協力をします 東田とグルで計画倒産にかかわっています
一銀行員が銀行の闇に痛快に挑む物語です
出世名誉欲、派閥、物欲いろんな本能欲望の渦巻くストーリーです
半沢直樹の両親
半沢慎之助（笑福亭鶴瓶） 妻 美千子（リリィ）
金沢で小さなねじ工場を経営していたが 残されたねじ工場を信用金庫の
バブル期に倒産し自殺しています 援助で引き継ぎ半沢直樹を育てます
その他重要な役として
大阪国税局統括官、黒崎（片岡愛之助）
東京中央銀行頭取、中野渡（北大路欣也）
相関図です
西日本スチール５億円融資、計画倒産の真相を探っていくうちに
東田社長の海外資産の別荘の所在を突き止めます
折しも国税庁もこの事件に乗り出し
海外物件の差し押さえを巡り国税査察部統括官、黒崎と
半沢との激しい攻防が繰り返されます
……………
事件の裏にはなんと支店長と東田社長の旧知の関係
それらすべての人間模様が暴かれ
銀行員の出世競争、派閥関係、一度の失敗＝出向
という銀行内部の厳しい姿を暴露しています
名言集です
部下の手柄は上司のもの、上司の失敗は部下の責任
銀行は人事が全て
銀行は晴れた日に傘を貸し、雨の日に取り上げる
気色悪い大阪弁は止めてくれへんか
◎このかりは倍にして返す、やられたらやり返す、倍返しだ
２０１３年ユーキャン流行語大賞受賞です
この年は倍返しの他に
東進ハイスクール予備校講師、林修氏のＴＶＣＭいつやるか？今でしょ!
東京五輪誘致のスピーチでの滝川クリステルさんのお。も。て。な。し
ＮＨＫ朝ドラあまちゃん、能年怜奈さんのじぇじぇじぇ
４つが選ばれました
脇役の演技も光りました
浅野支店長の妻 （中野ひろ子） 江島副支店長の妻 （田中美奈子）
心優しい妻の出現で支店長は解雇を免れ出向 社宅住まいの夫人会のボス
５億円の融資焦げ付きを解決し
半沢直樹は東京本部、華の第２営業本部次長に栄転し東京に戻ります
半沢の父、慎之助の言葉
どんな仕事をしてもええ、せやけど
人と人の繋がりだけは大切にせな、アカン
ロボットみたいな仕事をしたらアカン…
続きます