御嶽山の噴火
あの忌まわしい噴火から早や２週間余りたちました
９月１２日現在の被害に遭われた方は
死者５６人、不明７人という大惨事になってしまいました
お亡くなりになられた方々のご冥福と
未だに行方不明の方々の早期の発見をお祈り申し上げます
２０１４（平成２６）年９月２７（土）
長野、岐阜両県境にある御嶽山（標高３０６７ｍ）で
午前１１時５３分ごろ噴火が起きました
ＮＨＫニュースからです
山頂付近には噴火当時、登山者２５０名の方がおられたとみられます
国土交通省中部地方整備局の設置したカメラには
御嶽山の南側斜面を３ｋｍに渡り噴煙が流れ落ちています
長野県滝谷村滝越
週末の土曜日、色づき始めた紅葉を楽しまれる
登山者の方々が遭遇されました
噴火直後の８合目あたりです
噴き上がる噴煙
逃げ惑う人々
瞬時に空が噴煙で覆われます
視界が遮られます
避難小屋にたどり着かれた方々です
噴煙と共に噴石も飛び散り
大きなものは軽自動車並みの大きさとのです
８号目付近の山小屋に避難した人たちです
遠く離れた駐車場でも火山灰が
気象庁は正午
噴火警戒レベルを入山規制示すレベル３に引き上げました
御嶽山９合目の山小屋に避難し １３：００頃
頭には配られたヘルメットを被り下山許可を待つ登山者の方々です
１３：３０分頃
下山許可が降り、積もった火山灰の中下山する登山者の方々です
ヘリから噴煙を上げ続ける御嶽山を撮っています
長野県警航空隊 １４；２０分
これは午後３時ころの御嶽頂上山荘です
午後５：００前ですが
まだ噴火の可能性も秘めています
夕方、御嶽頂上付近で遭遇した
山岳ガイドの小川さゆりさんＴＶ局のインタビューに応えています
長野県木曽町
気象庁は２７日の時点で
７人意識不明、３２人重軽傷以外にも
多数の負傷者の方々がいるとの発表です
一夜明けました
９月２８日（日）早朝の御嶽山です ６：３０分ごろ
噴火の恐れもあり
長野、岐阜両県警は山岳救助隊員１２０人態勢で救助に向かいます
白煙を上げ続ける御嶽山 １０：５５分頃
３つの噴火口です
御嶽頂上山荘に向かう救助隊員
１１：３０分山荘にたどり着きました
王滝頂上山荘上空を飛行する自衛隊のヘリコプターです １１：３０頃
御嶽山周辺図です
午後からは自衛隊の車両も救助に向かいます 長野滝谷村
捜索にかかる救助隊員の方々です
山頂付近での名古屋市消防局の隊員さん
有毒ガス探知機で硫化水素、亜硫酸ガスの数値を検知します
陸上自衛隊も山頂に駆けつけてきました
沢山の救助隊員の方々が御嶽山頂上で結集しています
空からは自衛隊のヘリが救出にあたっています
警察、消防、自衛隊と総動員です
この方々の思い、使命感、実践力には頭が下がります
こちらは王滝頂上山荘です
噴石で窓ガラスも割れ壁に石が食い込んでいます
山頂付近です
橙色の制服は消防局の隊員さんですね
月が替わり１０月に入りました
自然と気候の影響で捜索も続けられない日も出てきます
１０月１日（水）
頂上付近を捜索する陸上自衛隊の皆さん
火山灰を歩くと戦闘靴もご覧の通りです
１０月２日（木）
噴煙を上げる御嶽山です、長野王滝村
捜索は続けられます
１０月４日（土）
一週間が過ぎました
御嶽山南側、八丁ダルミを捜索する長野警察隊
１０月５日（日）
強い雨が降り続く御嶽山登山道入り口 ５：３５分 長野王滝村
台風１８号接近の影響で降り続く雨により
灰色に濁り増水した王滝川
１０月６日（月）
１０月７日（火）
自衛隊ヘリが動き出します
雨で火山灰がぬかるんでいます 山頂付近
捜索も必死です
１０月８日（水）
救助隊は心肺停止状態の方一人を発見するも死亡が確認され
死者は５５人となりました
１０月１１日（土）
山頂近くで一人発見、死者は５６名です
１０月１２日（日）
捜索隊は５１０人を動員し厳しい自然、寒さの中で懸命に励んでおられます
１０月１３、１４は台風１９号の接近で
捜索活動は中断です
懸命の努力で捜索に携わってみえる隊員の方々には頭が下がります
行方不明の７名の方々の発見と
関係者の方々の安全、健康をお祈りしたいと思います
有難うございます
追記
１０月１６日、捜索打ち切り
長野、岐阜両県の対策本部は年内の捜索打ち切りを
１０月１６日で打ち切ることを決ました
断腸の思いの捜索打ち切りです
捜索に加われた方々の必死の姿に心打たれました
有難うございました
被災に合われた方々
お亡くなりになられた方々、また今だに行方不明のままの方々の
ご冥福をお祈り申し上げます