2014(平成26)年8月31日(日)
 
来年2015年は高野山開創1200年の記念の年です
 
記念大法会を広く知ってもらおうと
 
真言宗総本山金剛峯寺(和歌山県高野町)では
 
弘法大師の法具[飛行三鈷(ひぎょうさんこ)]のレプリカ等を携え
 
今年の4月から全国の真言宗の寺院を巡っています
 
この月の26日に三重県内に入り
 
昨日の8/30に松阪市中町の岡寺山継松寺に届き
 
その様子が中日新聞に掲載されていました
 
これは木製の撫で三鈷で長さ1m、一般参拝者も触れられます
 
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その他、飛行三鈷を精巧に再現した金属製の祈念三鈷
 
高野山奥の院で1000年前からともり続ける永遠の聖燈の3点です
 
この飛行三鈷は弘法大師が
 
唐での修行から帰国する際、唐の浜辺から投げたと伝わる法具です
 
帰国した弘法大師が国内での修行場所を探し歩いていて
 
高野山の松に引っかかっている法具を見つけ
 
高野山を道場に決めたとされています
 
翌8月31日には丹生神宮寺(丹生の大師)を巡り
 
9/2に奈良県に入るとの記事でした
 
(弘法大師(空海)にまつわる伝説は数知れずあります)
 
丹生の大師さんに行って見ましょう
 
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この丹生の大師さんは
 
宝亀5年(774)年、空海の兄弟子勤操(ごんそう)が
 
開創したお寺です      12:00を少し回っています
 
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仁王門です
 
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正面から向かって左に金剛力士像、持国天
 
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右側に金剛力士像、多聞天が
 
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境内図です
 
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参内します
 
それにしてもひっそりしていますねー
 
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本堂(観音堂)ですが改修中です
 
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どこで飛行三鈷は開示されているのでしょう
 
太子堂への石段と回廊です
 
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のぼりは回廊から行きましょう
 
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趣はあります
 
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大師堂まで登りましたがここも改修中です
 
三鈷はどこで開示されているのでしょう
 
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帰りは石段で降りていきます
 
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こうなれば直に聞くしかありません
 
納経所に行きましょう
 
応対に出られたのはご住職の奥様
 
10:00頃にお見えになって11;00過ぎには
 
鳥羽の方に出向かれたとのことです
 
何と1時間少しの滞在でした
 
気落ちした私を慰められたのか
 
ここ神宮寺は高野山よりも2年早く昨年
 
1200年の大法会をされたとのお話を伺いました
 
帰りに記念のお品も頂戴しました
 
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それにしても駆け足ですね
 
ここ丹生神宮寺(丹生大師)は
 
弘法大師の投げた三鈷はこの丹生の地に飛来したものの
 
強く投げたため跳ね返って高野山に届いたという
 
本家ですから、もっと長く滞在するのではと
 
思っていたのですが…
 
三鈷の開示も檀徒衆だけだったのでしょうね
 
姿見の池を見乍ら帰ります
 
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帰り際に大師さんの前にあるふれあいの館によります
 
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カボチャがお土産です
 
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出かけるのが遅すぎました
 
有難うございました