2014(平成26)年 4月5日(土)
宣長まつりは例年4月の第1日曜日に開催されていました
ところが今年からは二日間開催となり
4月の第1土、日曜日の開催となりました
二日間開催となった主な理由は
石見神楽がお祭りに華を添えるようになったからです
島根県は東部に松江市、宍道湖等のある出雲地方と
西部(日本海の山口県側)にある石見地方とに二分され
石見地方に伝わる神楽を総じて石見神楽といっています
今回、公演していただく神楽団は
島根県浜田市に拠を置く石見神楽佐野社中の方々です
浜田市の起源は松坂城3代目城主、古田重勝が
関ヶ原の戦いの軍功により
5万4千石の大名として入城したのがはじまりで
松阪市との係わりの第一歩です
時を経 … 第12代浜田藩主、松平康定公が
伊勢神宮参拝のおり、宣長を招き
鈴好きな宣長に驛鈴(えきれい)を贈っています
その御縁が芽を吹きだしたのは
浜田市のボランティアガイドの皆さんが
2011年9月、お伊勢さん参拝後、松阪市を訪れたのがきっかけで
民間、両市とも積極的に交流を深め現在に至っています
わずかこの5年間のことです
今年の会場は市民文化会館(クラギホール)
開園1時間前に到着です 13:00
石見神楽の上演は今年で3回目です
挨拶なさっている方は松阪、浜田友好会の会長
三好三重子さん(87)お元気な方でした
松阪市長、山中氏
浜田市長、久保田氏 と浜田観光ボランティアガイドの皆さん
両市長からエールの交換があり
松阪市からは驛鈴を
浜田市からは能面を双方が相贈呈されました
14:00 上演です
石見神楽佐野社中さん、演目、第1幕は三上山です
石見神楽の団体は約120ほどあり
島根県石見地方と広島県北西部において伝統芸能として
引き継がれ浜田市には50を超える社中があるとのことです
私にとって石見神楽の見物は初体験、
興味津々です
藤原秀郷絡みの演目で,舞台は近江の地
豪華、絢爛の衣装に目を奪われます
武士二人が登場し
老婆と娘の登場です
酒盛りと なります
酔いのまわった若い武士二人に
老婆と娘が態度が急変、襲い掛かります
二人の妖怪は大百足という怪物で多くの人々を惑わしています
横笛太鼓、手打鉦のテンポ良い調子に魅入ります
白煙と共に老婆と娘は鬼に豹変
迫力あります
激しい立ち舞いです
応戦する武士
鬼、邪悪を打ち滅ぼし目出度しめでたしの幕でした
琵琶湖にぞ写しましける三上山、俵の藤太を人はしらずや
次の演目は恵比寿です
上手く撮れてません、浜田市PRパンフの引用です
釣り好きの神様、えびすさまがタイ釣りをする場面を神格化したもので
まき餌と称して飴、菓子等を観客席に撒きます
後方では両市長も飴をまいてます
1300名収容のホールもあらかた埋まっています 15:00
ここで一旦休憩タイムです
外に出ました
ホール横にも宣長像が設置されています
続きます