2013(平成25)年  11月3日(日)   くもり
 
   終日、どんよりと曇った一日でしたが雨の心配もなく無事おまつりが催されました
 
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蒲生氏郷は弘治2年(1556)年、近江国日野町の領主蒲生家6万石の
 
嫡男として生まれました。13歳で織田信長の人質となり岐阜城に送られます
 
永禄12年8月の伊勢北畠氏との大河内城の合戦で氏郷は初陣を飾り
 
その才を信長に見込まれ、氏郷は信長の三女、冬姫と婚儀を挙げます
 
信長の天下取りに従い各地を転戦していた氏郷でしたが
 
天正10年(1582)本能寺の変で信長が斃れ
 
以降氏郷は豊臣秀吉に仕えます
 
秀吉が徳川家康と対峙した小牧長久手の後、29歳で氏郷は
 
松ヶ島城12万石の城主となります
 
海沿いの松ヶ島から城下の将来を考え氏郷は
 
小高い丘、四五百森(よいほのもり)周辺に目をつけ
 
四年後、天正16(1588)年、新たな城、城下町を作り松坂と名付け
 
信長仕込みの楽市楽座を取り入れ、城を中心に
 
武家町、町家、寺を扇状に配し
 
多くの商人、職人を呼び寄せ松阪の礎を成しました
 
しかし氏郷の松坂在住はわずか2年
 
天正18(1590)年会津、42万石へ移封となり
 
その後加増もあり会津92万石の大々名となりました
 
しかし松阪の人々にとって氏郷は
 
松阪生みの親でありその偉大な功績は計り知れないものです
 
今の世になってもその功績を次代の人たちに継ぐべきものだとの
 
思いも込め氏郷まつりが起こり
 
ここに第52回を迎えました
 
9:00過ぎ自宅を出、まず、松坂城址に向かいます
 
 
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蒲生氏郷公築城の城石が見所の城址です
 
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日本百名城の一つです
 
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正面から入城しますと左に進めば昔、小動物園のあった所で
 
今は樹齢300年の藤棚の名木があります
 
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今日は右手に進みます。歴史民俗資料館が見えてきます
 
入館100円、休館は月曜と年末年始(9:00~16:00)です
 
常設は松阪もめん、伊勢おしろいと梶井基次郎を展示しています
 
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昔はここは図書館でした。利用させてもらった思い出もあります
 
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その以前のいわれです
 
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後方からの歴史民族資料館です
 
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裏手を歩きます。散策にいい場所ですね
 
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視界が広がり眼下に市営グラウンドが見えます
 
今日はここも仮設の駐車場です
 
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ここは二層ですから三層目の野積みの石垣です
 
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進んでゆくと古事記伝で有名な本居宣長の旧宅鈴の屋もあります
 
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石段を上り三層目を目指します
 
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野積みの城石と石段が続きます
 
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亀井基次郎「城のある町にて」の石碑です
 
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松阪城下です   イチョウが紅葉がかっています
 
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本丸跡です
 
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天守閣跡です
 
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高台からの眺めです、今日は曇っていて遠望は利きません
 
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城石は素晴らしいです
 
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ドウダンつつじも色づいていました
 
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藤棚です
 
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松阪の名木になりました
 
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最初の入城地に戻りました
 
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氏郷まつりのはじまりの松坂城址が
 
長くなりました、城を降り市役所方面に向かいます
 
10:20分  約一時間の散策でした
 
 
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続きます