2013(平成25)年  6月2日(日)    くもり
 
                   昨日に続き、さいおう祭りです    
 
       今日もうっすらと雲が出ていますが雨の心配はなさそうな一日です   
 
  12時過ぎに家を出、本日のメイン、群行の出発地となる上園芝生広場に向かいます
 
          近鉄、斎宮駅東(裏側)にあるいつきのみや歴史体験館    
 
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            いつきのみや歴史体験館では、 平安貴族が熱中した
 
         盤双六(ばんすごろく) 貝覆い(かいおおい),蹴鞠(けまり)等を体験したり
 
                 又人気の平安装束の試着も出来ます
 
 
     (十二単、直衣は\3500、子供用の細長、水干は\1500ですが
 
                              一日二組の予約制になっています)
 
           体験館から東に200m、こんもりとした森が見えます
 
     地元では斎王の森といわれ斎王の御殿があったところと伝えられています
 
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             このあたり一帯が斎王が日々を送られたところで
 
その規模は東西2km、南北700mにわたり
 
       碁盤目状の区画と道路、社殿に匹敵する100棟もの建物が建ち並び
 
        役人、斎王に仕える女官、雑用係等を含め総勢500名もの人々が
 
                  暮らしていたといわれています
 
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                  斎宮駅方面は大変な人だかりです
 
          メインの上園芝生公園で禊の儀と出発式が13:00からです
 
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          芝生広場には1/10の史跡全体模型が展示されていますが
 
         来年平成26年に正殿、東脇殿、西脇殿の完成を目指しています
 
         式典の開始を待つ出演者の方々と待ちわびる見物の人たちです
 
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           バスから降りる女別当役の米澤 友希子さん   (尼崎市)
 
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                      続々と降りてきます
 
 
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     禊の儀の準備です 13:00    後方、こんもりした木々が斎王の森です
 
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                  まず、子供斎王さんからの禊です
 
                    神農 ありさ(鈴鹿市) さん
 
          かっては、前夜祭の日に大淀の浜で禊は行われていましたが
 
          ここ数年の間に当日、広場で行われるように変わっていました
 
                                                          
          いよいよ十二単に身をまとわれた斎王さんのお出ましです
 
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                        禊が終わると髪が解かれ、禊の証とのことです
 
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                   13:45分、サァ群行の始まりです
 
       昔は京の都から五泊六日をかけてこの斎宮の地に来られたそうです
 
   群行の宿泊は近江の瀬田、甲賀、垂水と伊勢では鈴鹿、壱志の五ヶ所とのことです
 
 
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                    斎王さん    上手く撮れました
 

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                パトカーを先頭に群行が続きます
 
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 華やかな平安、王朝絵巻ですね    ポツリと雨が14:15分頃
 
      スワ一大事  何せ  衣装は貸衣装ですから  すぐあがりホットしました
 
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   旧伊勢街道、参宮道を時間をかけゆっくりゆっくり歩みます
 
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                       華麗な群行ですが
 
          斎王に選ばれた皇女の運命を思うともの哀しさ覚えます
 
                 歴代天皇が御即位されるたびごとに
 
            未婚の皇女または女王が占いにより斎王に選ばれ
 
            住み慣れた都の地から肉親、想い人とも別れを告げ
 
                 この地に赴いた心境を察すると ……
 
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      主催者発表ではこの二日間で3万人の人出とのことです。大盛況でした
 
                  この時期は菖蒲の時期なのですが
 
         今年に限っては時期早尚の感で菖蒲園はこのような状況でした
   
                   上園芝生公園、菖蒲園遊歩道
 
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      15:00前、 祭り会場を後にシャトルバス(今日は5台とのこと)で駐車場に戻り
 
               明和町の町花、ハナショウブの群落に寄ります
 
              駐車場のすぐそばですが、なかなか分かりにくい所です
 
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                  地元では どんど花 と呼ばれています
 
                     平野に群生しているのは珍しく
 
           昭和11(1936)年、国の天然記念物に指定されています
 
 
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                   現在はこのように整備され毎年
 
            五月下旬から6月上旬にかけて薄紫色の花を咲かせます
 
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           昔は手入れもなくそのままの荒地に群生していたもので
 
           人の手が加わったのは ここ数十年くらい頃だと思います 
 
                    その数、3000株だそうです
 
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 ここで一休みをし家路に向かいました
 
          毎年、梅雨のこの時期に 開催される催しでお天気が一番の
 
           お祭りですが、年々盛況となりこの時期の風物詩の地位を
 
                   確保付けるところまで来ました
 
         関係各位、地元の方々、地元企業一体の素晴らしいお祭りでした