2013(平成25)年  3月30日(土)  晴れ
 
           今年は暖冬だったせいか、桜前線の通過も全国的に
 
                 一週間から10日ほど早い北上です
 
            昔は桜の開花は南から順に北上するものでしたが
 
           最近は都会化現象で都心の開花が真っ先でという珍現象
 
                   が当たり前になってきています   
 
             地球温暖化の流れとはいえ奇妙な思いを感じます
 
         予定では日曜(3/31)に、周辺の花見をと思っていたのですが
 
                 当日は、小雨もふりだしキャンセルとなり
 
          前日の土曜日に家内が下見に行った時の写真を引用します
 
                     まずは松坂城址公園です
 
           天正16(1588)年、戦国武将、蒲生氏郷が築城の城跡です
 
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      城跡を登って右に進むと旧図書館の建物が松阪市歴史民族資料館となり
 
          さらに進むと眼下に松阪市営グラウンドが見下ろされます
 
            かってはここで県の高校野球の予選が開かれたり
 
       大相撲の興行、市民プールもありと懐かしい思いが蘇えってきます
 
 
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 左手に進むと昔は、茶店があり田楽がこの時期にはよく出ていました
 
          又、小動物園もあり熊、猿、鳥類等が飼育されていました
 
  殊に日本猿園は私は好きでした
 
     さらに進むと大きな藤棚が目につきます  今でもここの藤は見事ですよ
 
                松阪の松阪牛はブランド名ですが
 
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                  他に古事記伝を訳した 本居宣長
 
             (公園内に旧宅を移築し鈴屋として公開しています)
 
              三井、三越の創始者 三井家の発祥地でもあり
 
            (商人の館として長谷川邸とともに公開されています)
 
                    映画監督の小津安二郎
 
            最近では大相撲の横綱三重の海、俳優の沢本忠雄
 
             歌手のアベ静江西野カナ等を輩出しています
 
             梶井基次郎が著した 『城のあろ町にて』では
  
          舞台となり城跡からの町のたたずまいが描かれています
 
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   上に登れば天守閣跡 (松坂城は名城100選に入り魅力は石垣の優美さです)
 
    南下すれば鈴屋のある本居宣長記念館、旧紀州藩の御城番屋敷があります
 
                   城、搦め手門から約90mほど
 
    東西に小路を挟んで19戸の組屋敷がほぼ当時のまま住居として継続使用され
 
     類例の少ない近世、武士の長屋建築として重要文化財に指定されています
 
      坂を下り   ダウン    正面が御城番屋敷          右に進めば鈴屋
 
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     屋敷は、 間口5間、奥行き5間、槙の生垣、上り框の玄関、畑地と続きます
 
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                       絵筆を動かす人も
 

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                        外国の方も
 
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                       御城番をアップで
 
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          次に新に加わった桜の名所、森林公園に向かいます。 
 
         途中、桜、菜の花、芝桜の三饗宴に出会いました  桜 桜
 
              (菜の花を見ると司馬遼太郎を連想します)
 
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                       森林公園、到着
 
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                今年の桜、さくら、Sakura  ???   桜 !? 
 

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           管理の方の話によると、今年は渡り鳥 『うそ』 が桜の芽を
 
                   ついばんでしまったとのこと  ……     
 
               嘘のような話です。(以前にも有ったらしいです)