感情労働って?



近年新しい言葉として出てきた「感情労働」って知っていますか?

肉体労働や頭脳労働と同じように第3の労働として注目されつつある、労働における概念のことです。



感情労働=自分の感情よりも相手の感情を優先し、相手の心理面(もしくは行動面)を前向きに向かわせることで報酬を得るという労働のことを言います。



アメリカの社会学者であるA.R.ホックシールド氏によって提唱されました。



感情労働に関しては第3の労働形態とよく伝えられますが、

現代の「仕事」に求められるサービスの複雑化により頭脳労働や肉体労働においても必要な労働であり、実際にはほとんどの業種に必要なものと言えます。



その中でも特に必要とされる業種と言われているのは

対人援助職』のような、人を援助する仕事です。

対人援助職はいわゆる医療や介護に従事する仕事、教育や保育、サービス業まで幅広くありますが、

相手に合わせるために自分の感情を抑え込んで押し殺したりする場面が仕事中多くあると言われています。



仕事をする上で、そのような場面が多くあると

その不条理さに苦しくなったりストレスが溜まりますよね。


そこで大切になるのがコミュニケーションスキルです。

コミュニケーションスキルというと範囲が広くなるので今回はすべてを伝えることができませんが。。。

私がカウンセラーとして大切にしており、

コミュニケーションのポイントのひとつとしてお伝えしたいのが



『自己一致』という考え方です。

これはアメリカの心理学者C.ロジャーズの提唱した「傾聴」の3つの構成要素の中の一つでカウンセリングには欠かせないものです。



自己一致とは、文字の通り自己が一致していること。

相手に対する聞き手側の自分の感情や思考が、自分自身で理解できており、受容できている状態のことです。

例えば自分の考え方のクセや自分の思い込んでいる思想、何に価値を置いているかなど自分を客観視した上でなおかつ、それを自分自身が受け止めていることを言います。



なせそれが必要なのかというと、

自己一致できていない状態でなければ相手の話すことが本質的に理解ができない状態になるからです。

話しを聞きながらも、自分の価値観や思い込み、考え方のクセが入ってしまうため、相手の伝えたいこととは異なる内容として理解してしまう可能性があります。

その錯誤が、しまいにはコミュニケーションが上手くいかない原因となり自分の感情を抑え込まないといけない事態が生じることで感情労働がストレスに繋がる可能性があります。



反して

自己一致できている状態であれば自分の考えのクセが理解できているわけですから、相手の話すことに関して自分の思考を押し付けることなく、

相手の価値観を大切にすることができるので相手が何を伝えたいのか話しの本質を理解することに繋がり、コミュニケーションが上手くいく可能性は高くなります。



感情労働に関しては

コミュニケーションスキルを高めることでストレス予防になります


特に『自己一致』については私は年齢を重ねていく上で

さらにスキルを磨いていきたいと思っています。

頭を柔らかくして、人の話を聴ける人になりたいですよね😊



最後まで読んでいただいてありがとうございます。

日常生活の中でお役に立てることがありますように。

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