こんにちは^^

千秋楽まであと10日・・・と悲しみに

暮れている315です。

(こっちのハンネ何だっけ? 笑)

 

さて、今月はマイホームに鈴組さんが

乗ってはるので仕事終わりに伺うことが多いのですが

そうするとお芝居が観れないんですー。

 

で、先日友人と夜の部だけ観に行き

久しぶりにガッツリお芝居が観れたので

その時のことを。

 

友人は大衆演劇自体は何度か連れて行ったことがあり

鈴組さんも何度か拝見していて、常にわたしが

鈴丸座長のお話をしているので事前学習はバッチリ☆

 

その日のお外題は【村八分】

兄弟愛のお話ですね。

 

さて、連れの友人ちゃん。

お芝居が始まり何だか表情が浮かない。

はて?と思い小声で話しかけると(ごめんなさい)

鈴組さんの事前学習はバッチリな彼女でしたが

村八分の意味が分からないとのこと(・・;)

 

急いで端折ってした説明が

「ハブられるんよ、村のみんなから」

余計に「え、何で?」ってなりましたごめんなさい。 笑

でも意味は多分間違ってない、うん。

 

で、何でハブられたかは見てるうち理解して。と

頭の中が?マークの友人ちゃんを華麗に放置し

お芝居に没頭しました←

 

さて、この村八分。

配役が変更になってからは拝見していないので

非常に楽しみにしておりました。

そしてこの日は八重子さんもいはりました♪

 

変更になったのは吉郎。

前は千夏さんが演じていた口のきけない弟さんです。

今は醍醐さんが演じています。

 

3兄弟の末っ子のおふみが殺められ

また、口封じのために姉のおよしまでもが

徳三の手にかけられそうになるところを

およしを守りたいその一心で衝動的に鎌で一裂きに。

 

「おめえ何やってんだ・・・!!!」

およしのその声がする頃にはもう遅かった。

 

およしは亡くなった両親とした“二人を守る”という

約束を果たすために罪をかぶってお縄に。

引いて行かれる時、口のきけない吉郎が一生懸命に

「俺がやりました」「お姉ちゃんじゃない」と伝える部分が

このお芝居の見せ場でもあると思いますが

必死に村の衆にしがみつき、何度も何度も

「吉郎・・・」と止められても姉を連れて行かせまいと

声を張り上げ、段上がりの舞台から少々離れた席からでも

分かるくらいの頬を伝う大粒の涙に、もらい泣き。

 

「吉郎、泣くんじゃない!」と最後まで姉である

およしの姿にも心を打たれました…

 

白洲の場にてお奉行様からおよしに

判決が下ったあとに“ドタバタ”という効果音が適正なくらい

勢いよく駆けつける吉郎の安堵の笑みに

会場全員が「よかったねえ・・・」ときっと思った。

 

姉を想う吉郎と、吉郎を想う姉およしとの

温かい兄弟愛のお話しに拍手喝采👏👏👏


目を潤ませ眉間に皺を寄せつつ

幕が閉まるのを見守りました←

 

 

 

 

千夏さんから醍醐さんに変わった役柄で

印象強いのがもうひとつ。

それは・・・追われ行く女の国ちゃん!

 

ちょっと頭が弱いけど人一倍いや百倍?優しくて

お千代のことが大好きな国ちゃん。

 

腰の高さまで石を積む下りでいつもほろりとする

わたしですがその話は置いといて。

国ちゃんがお千代に告白する場面。

お千代に好き!と率直に伝えられない国ちゃん。

そこで指をさして伝えるというこれまたけったいな

告白の仕方をしますが。 笑

 

指でさしたあとに

「お千代坊じゃーーーーーー!」と叫んで

ハッとする国ちゃんですが

千夏さんの場合好き>照れというような感じに

見えましたが(大好きが溢れ出てましたよね?w)

醍醐さんは男の方のせいもあるのか

好き<照れのように思えました。

 

そんな照れが可愛い・・・とほっこりするこの場面が

とっても好きです。

 

最近はお芝居のノートも書き記しては

いますが、清書していないものも多いので

年末のお休みに振り返りつつ書こうかなーと思います。

 

以上です。