初めて子供がどもり始めた時

本当にびっくりしますよね。

心配ですよね。


初めて吃音、という言葉を

知った人も多いと思います。


どうしよう?と思いますよね。


そして、今の時代、

ネットで原因と対策を調べる

人が多いと思います。


本もたくさんありすぎて、

本を探しに行く時間も惜しい、

本はすぐに手に入らないけど

ネットではすぐにどこでも

調べられるので、

ネットで調べる方が多いと思います。


そして、ネット上では本当に

様々な情報があふれています。


原因ははっきりとはわかっていない、

そうはっきり書いてくれているのは

まだマシですが、


母親のせい?

私が強く怒ったから?

厳しいしつけ?

子育てに問題があった?


自分を責めたくなる情報が

本当に多くあふれています。


色んな方のブログを見ていても

自分のせいだ、と思ってしまう

方も本当に多いです。


でも、本当にそうでしょうか?


虐待を受けた子供は

みんな吃音になるでしょうか?

そんなことはありません。


子育て中に一度も

感情的になって怒らない、

そんな人がいたら見てみたいです。


中には両親も遠く夫も遅く

1人で必死に子育てを

してきた人もいるでしょう。


共働きで、

それでも頑張って子育てを

してきた人も多いと思います。


二人目が出来た時の大変さ、

何事もなく穏やかに

過ごせる人なんているんでしょうか。

兄弟が多い場合は、

毎日がてんやわんやでしょう。


みんなそれぞれの状況で

必死に子育てをしてきたはずです。

みんなそれぞれ悩みながらも

子どもを大事に思う気持ちは

みんな一緒だと思うのです。



母親が自分を責めても

子どもにも悪影響となり

いい方向には向かいません。


とても難しい事でも

あるのですが、

まず、過剰に自分を

責めることはやめれたらいいな、

と思います。


そして、まず基本的な

対応方法としては

ゆっくり言ってごらん、とか

言いなおさせたりしないで下さい。


母親も普段よりゆっくりとした

会話を心がけて、

子どもの話し方ではなく、

話す内容に耳を傾けて下さい。


そいて、内容を繰り返すと

ちゃんと伝わってるんだな、

と子供も安心するようです。



吃音の原因は、

もともと吃音になる遺伝素因があり、

それにもともとのストレス耐性や

色んな素因が関係していると

言われているようです。


菊池良和先生の

エビデンスに基づいた

吃音支援入門では

体質7割、環境3割と

言われています。


環境というのも、

お母さんだけではなく

保育園や幼稚園、友人関係など

様々な要因があると思います。


なので、決してお母さんが

悪かったのではなく、

吃音の気質をもつ子どもの対応は

気を付けた方がいい、

それだけだと思うのです。


そして、そんな事、

吃音になるまで

知らなくて当然だと思います。


しかしながら、

統計で、吃音の子どもをもつ

親は、支配、指示が多い、

要求水準が高い、

なども指摘されていて、

それが吃音は親のせいだ、

という考えにつながったようですが


でもそれも、

ほんの少しの差みたいです。


つまり、そうでない親が

たっくさんいるという事です。


そして、差がないという

論文もあるようです。


しかも吃音が発症してから

1年後に統計をとっているので

吃音になったその結果、

親の態度が

そうなったのかもしれないと、

有名な吃音の基礎と臨床、

という本に書いてありました。


なので、不必要に自分を

責めることをやめられたら

いいなと思います。


という私も

やっぱり後悔したり

責めることもあります。

昔はよく泣いていました。


でも、感謝している部分の方が

今は大きいです。


いくら母親のせいではない、

本で読んでも、

自然回復するかもしれないから

言い直しをさせずに

そのまま様子を見るか、


と言われたら、

言葉が出にくくて苦しそうに

している子供を目の前にすると

私は無理でした。


じゃあ、少しでも改善するならと

環境調整を始め、

すると環境調整の難しい事!


言葉に対する要求を

減らすのは簡単ですが、

怒らない、しつけない、は本当に大変で

ただ単に行動を変えるだけでは

ストレスがたまりにたまって

本当に大変でした。


なので、子供に対する考え方を

変えました。


1人の意思のある人間なんだなあ

という事は、すべての行動に

理由がちゃんとあるんだな、



自分も童心に帰ってみよう

本当に早く寝ないと

いけないものなのか?

しっかりしつけなくても、

もっと子供の力を

信じてもいいんじゃないか?


家では適当でも

外ではちゃんとしているんだから大丈夫、

子どもはちゃんと分かってる、

信じて待ってみよう、


他の子と比べるのはやめて、

1年前の子どもと比べてみよう、


親の言う事を聞くのはいい事なのか?

自己主張できる、というのは

素晴らしい事なんだな、


子どもとは上から下の

支配する関係ではなく、

対等な関係なんだな、


最低限のしつけを親が態度で示そう

子どものいいところを見つけよう


失敗は学ぶチャンスなんだから

失敗しないように

ガミガミするのをやめて

どんどん自分の意思で行動させて

失敗させよう。


毎日子供に大好きと言って

スキンシップをしてみよう、


ありのままを受け入れてみよう、

すると人見知りだった子どもが

幼稚園でも一人参加できなかった

子どもがどんどん自信をつけ、

明るく元気になり

その変化にも感動しました。


そして、私の場合、

夫の吃音の苦しみなどにも

気付くことが出来ました。


などなど、書ききれないくらい

本当に学ぶところが多かったです。

イライラしていた育児が、

子どもも私もお互い信頼し、

とても穏やかで幸せな日々に

変わりました。


もちろん、初めから

こういう育児をされている方も

いると思いますので、

あくまで私の場合ですが・・・


それでも、周りを見ていても

子どもが言う事を聞かなくて困ってる

二人目が産まれてイライラしちゃう

自分の時間が欲しい、

毎日怒ってる、イライラする、

普通に手もあげてるよ、

そんな話は本当によく聞きます。


昔はそうだよねーと愚痴をいいあい

共感して終わっていました。

子どもがいて毎日幸せなんだ、

そういう人の方が少数派です。


吃音がなかったら、

あのまま子育てしていたら、

きっと10歳、自我が芽生える時に

問題になっていたでしょう。

今は感謝しています。


そして、吃音が治らなくっても、

吃音のおかげで、

普通の小学生よりも

自分を見つめる時間も多い、


自分で困難を乗り越える

という力を小さいうちから

身に着けられる、


親、友達、学校の先生、

ことばの教室の先生、

サマーキャンプでの仲間、先輩、

色んな人の助けを借りる事で

1人じゃない、という事も学べる

これから先、困難があっても

乗り越えるいくつかの方法を

学ぶことが出来る、


他の事で負けない!と思い

何かを頑張る事も

出来るかもしれない


ただ単に、昔の私のように

のほほんと小学校時代を過ごすより

本当に多くのものを学べると思います。


また、私があった吃音の方は

本当に尊敬できる人が多いです。

目的を持って生きていて、

人のために、頑張ってる人が

すごく多いです。


吃音の著名人も多いです。

夫は口数が多くないので

会社でも信頼もされていると思います。

真面目で誠実です。


なので、子どもが吃音になっても

決して悪い事ばかりじゃないと

母親が思えたらいいなと思うのです。


ネットでは吃音で苦しむ事も

たくさん書いてあります。

その情報だけではなく、

いい面にも少し

目を向けられたらいいのかな、


長くなってしまいましたが、

自分を責めることは100%

やめられないにしても、

こんな側面もあるんだよ、

という事を知ってもらえたら

いいなと思います。



それでも、自分を責める時期、

自分の内側を見つめる時期、

というのも無駄な時間では

なかったし、

必要な時期なのかなとも思います。


私もこう書きつつ、

吃音になる前は自分に余裕がなく

ひどかったので責める気持ちは

本当によくわかります。


それでも、自分を責める続けると

子どもも吃音はダメなんだ、

と思ってしまうかもしれないし、

やっぱりお母さんの笑顔が

一番大好きだと思うのです。


だからそこから抜け出して、

子どもに対する見方、

吃音に対する見方を

ちょっと変えてみて、

幸せで穏やかな日々になる人が

少しでも増えたらいいなあと

思います。


それに、お母さんも

1人ではないです。

お母さんも乗り越える力があると

信じてもらいたいです。


追記です。

でも1番いいのは、

周囲の人の吃音への正しい理解が

もっと進む事かなと思います。


吃音についての正しい知識が浸透し

吃音自体も悪いものではなく、

個性の一つとして受け入れる

考え方が浸透してくれたら、

母親も子どもも悩む事が

かなり減るんでしょうね。


でも、周知には時間がかかるし、

母親の考え方、吃音の見方をまず

変える事も大切かなと思います。


そして、1番は

子どものためでもあります。

子どものためにも、

自分を責める事をやめて、

一番身近な存在である親が

吃音も含めてまるごと受け入れる事が

子どもも吃音を悪いものとは思わない

スタートでもあると思います。



長くなってしまいましたが、

今日も最後まで読んでくださって
どうもありがとうございました音譜

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