昨日、園長先生に、

長女の吃音の事について

お話したい、という電話をしました。


園長先生は忙しいし、

私も仕事があるので

来週以降になりますが・・


ドキドキですが、

賽は投げられたので、

後は実行するのみですね。


吃音に関する理解を深めてもらう事と、

勉強会の提案をしたいと思います。


すでに、担任の先生や、

延長保育の先生方には

資料は渡しているのですが。


これから相談に来るかもしれない

保護者のためにも、

他の吃音の子供のためにも、

もちろん我が子のためにも

頑張ってみようと思います。


話が上手ではないので、

自信をもって話す事が課題ですね。


堅田利明先生が書かれた、

キラキラ どもる子どものものがたりを
読み終わりました。

この本も、
とても読みやすく
何度も何度もウルウルしながら、
一気に読んでしまいました。

著者の堅田先生は、
8月の吃音の学会の講習会で
司会をされていたのですが、
本当に人柄が素晴らしく、
心に響く声で、あたたかく、
そしてユーモアもたっぷりの
まるで本に出てくる
ヒゲ先生のような方でした。

吃音の子供が、先生や友達、
周囲に理解されながら、
どもりながらも楽しく小学校生活を
送ってきていたのですが、

どもりを知らない転校生に
どもりを指摘された事から
悩みはじめます。

そして、担任の先生も、
まだ若手の先生で、
吃音の事は分かっている、
という誤解があり
分かっているようで分かっておらず、
とりまく環境が変わりはじめ

それを子供、ことばの教室の先生、
お母さんの力で、
理解を深めてもらうお話です。

吃音の子供に起こりうる
状況だと思います。

この本には、色んなエッセンスが
凝縮されています。

どもっても話していこう、
という主人公の姿を見て
同じ吃音の子供が変わっていく事、

吃音をオープンにし、
思いを隠す事なく子供に伝える事で
親子の信頼関係が作られる事、

ことばの教室の先生の
子供を一人の人間として
対等に接する姿勢、
そして、そこから産まれる信頼関係、

担任の先生の、吃音の事は分かっている
吃音に負けない精神力を
つけさせないといけない、という
現実にもあり得そうな誤解、
その誤解から子供が
先生に話せなくなる事、

吃音は理解が必要だけど、
吃音の子供がかわいそう、
というのも少し違う、という事。

周囲に理解を深めていく過程、
その過程でのことばの教室の先生の
上手な橋渡し、お母さんの思い、
子供自身の強さ、

色んな学びがありました。

中でも、かわいそう、と思うのは
違うという事、
周囲に理解を深めていく上で、
ついつい、吃音の子供がかわいそう、
だからなんとかしてあげたい、
という目で見てしまう事は
あるのではないでしょうか。

以前、私も吃音の子供がいて
かわいそう、と思われ、
違和感を感じた事がありました。

これは、吃音に関わらず、
全ての障害などに言える事だと思います。

かわいそう、と思ってしまうと、
かわいそうな人間になってしまいます。
周囲に理解を深める上で、
決してかわいそうな事ではない、
という事もわかってもらう事は
とても大切な事だと思います。

あと、最後に、
主人公の夢のシーンで、
どもる事が普通の、
みんながどもる島にたどり着き、
どもらず話す人が、

どどどもれないというのは
かかかかわいそうに、
皆にも笑われておるわ。
なななんとか治せんものかのう。
こここのままじゃ大変であろう。
(続きはありますがこんな感じ)

と言われるシーンがありました。

もし自分がそんな島に行き
そういう事を言われたら
すごいショックだな、
と思いました。

どもる子供が、ある日
ずっと普通だと思っていた
自分の話し方を指摘され、
話し方がおかしい、治さないと、
と言われた時に受ける衝撃は
相当なものなのではないかと
思いました。

そして、そのどもる島の人に
主人公の男の子が返した言葉が
また素晴らしいのです。

人は顔や身体が違うみたいに
皆ひとりひとり違います。
それから、人は話し方ではなく、
何を言いたいのか、
どんな言葉で言うのかです。
言い方はみんな違っていいんです。
だから、言い方を治した方が
いいとは思いません。
今のままでいいと思います。
皆さんも、重田君の言い方をそのまま
聞いてあげてください。
それからかわいそうなんて
思わんといてください。

長女にも、このように
伝えていきたいと思いました。

色んな事を考えさせられた本でした。
でも、全体的にとても前向きです。

みんなの力で
環境を変え主人公は進んでいきます。
主人公の男の子は
自分の意見をしっかり持った
素敵な男の子です。

これからきっと、困難があっても
乗り越えていけるだろうと思います。

そんな子になれるよう、
長女に同行して行きたいと
思いました。

吃音を担当している先生、
ことばの教室の先生、
吃音の子供をもつ保護者に
是非読んでもらいたい本です。

登場人物の気持ちの描写が上手で、
作者の堅田先生は、
相手の気持ちをよく考える人で、
子供の立場に立って、
子供を一人の人間として尊重して
接してくれる素敵な方
なんだろうなあと思いました。

とても、良かったです

今日も最後まで読んで下さって
ありがとうございました音譜




吃音のお子さんを持つ

親のためのぐるっぽを作りました。