腐った小学生時代の始まり。
幼稚園を卒園してすぐに引っ越しをした。市が変わったので同じ小学校に行くお友達は一人しかいなく寂しいものだった。よく寝坊をしていたので兄と兄のお友達と3人で遅刻登校をよくしていた。下校はいつも一人だった。お友達は作り方が分からなかった。兄は私と真逆なので友達を作るのが早かった。いつも遊びにきている兄の友達に可愛がられ、兄たちと遊ぶことが多かった。それ以外の日は自宅に帰ったらNHKをすぐつけて見る生活だったし、どこかに遊びにいくのも禁止されていた。家の下だけ。土日は必ず母親と一緒。毎週、お付き合いをしているお店のお客さんとのデートに付き合わされる。焼肉の食べ放題によく行きよくお小遣いをもらい、遊びにでかけた。たまに週1でパチンコに付き合わされることも。そんな時は、一万円ずつ渡され同じ建物の中にあるメダルゲーム施設に兄と行き、一日中メダルゲームをした。知らないおじさんにスロットを教わったこともまだ覚えてる。子供ながらにいつも苦しかったのは、いつも玄関に入る手前で『お父さんにどこに行ってたか聞かれたらジャスコっていいなさい』と毎週嘘をつかされていたこと。母の不倫相手はいい人だなぁという印象は強かった。あだ名もついた。 けんちゃんだ。小学1年の頃は私はまだそんなに暴力をうけていなかったが、兄は叩かれ、毎日母と父は子供にはよくわからない喧嘩をしていて、母に限界がきて家からでるときは毎回連れ出され、そのお付き合いをしているけんちゃんが車で迎えにきてくれて翌日までよく車中泊をしていた。翌日早朝に家に帰りそこから小学校へ行くこともよくあった。いつも朝食に決まって出るのは、缶コーヒーのポッカコーヒーと食パン一枚。