<変形性膝関節症に効く食べ物>

たけしの家庭の医学で
しょうがを摂取する事により変形性膝関節症の痛みが改善する
というものが紹介されていました。

参考にされていた文献は
①マイアミ大学の論文(2001)
②国際変形性膝関節症(2014)

①によると、
しょうがの辛み成分である「ジンゲロール」が良いみたいで、
261人の変形性膝関節症の患者さんに6週間毎日しょうがを摂取したグループと
摂取しないグループで比較したところ、毎日摂取したグループは約4割患者さんが
痛みが軽減したというものでした(摂取していない方はどうだったんだろ?)

1日にしょうが約60g摂取すると良いみたいです。

ちなみに、
しょうがは生薬としての効能として
「風寒外邪を解表し、脾胃の機能を温め整え、湿気を除く」性質があります。

風寒湿の邪が人体に侵襲し、経絡や関節に阻滞し、気血の流れが阻滞すると
痺証というものがおこります。

とくにこの時期(梅雨)はその中でも湿邪が強く(湿邪偏盛)、
痺証の中でも着痺(湿痺:関節部の重だるさ、雨天に痛みが増強)の症状がでます。

よって治法としては、
「去湿通路、去風散寒」
鍼灸では、
「陰陵泉、足三里」が代表的なツボです。

陰陵泉



足三里

(その人の体質、症状の状態などで用いるツボは異なってきます)

ショウガを食べて、
陰陵泉、足三里にお灸
をするのも良いかもしれません。
(ちなみにショウガの上にお灸する方法もあります)



私のオススメは。。。
しょうがと、はと麦のごはん』です!!

はと麦は生薬の「薏苡仁(ヨクイニン)」
効能として、
利水滲湿:排尿を促して湿を除く
去風湿:風湿を除く
清湿熱:湿熱を冷ます
注意)妊婦さんは控えた方が良いとされています


昔からの伝統医学で伝えられてきたものが、
研究によって効果が立証されたりすることもあったりします。
そう考えると、
東洋医学もやっぱり面白いですね!!!



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