エムラボの評価の中の1つに使わせて頂いているものに、
FMS(Functional Movement Systems)というものがあります。

理学療法士であるグレイ・クックとリー・バートンにより開発された評価システムです。

身体の動くべきところがきちんと動いているかどうか(可動性)、
安定すべきところはきちんと安定しているかどうか(安定性)、
左右非対称性など身体の基本的な機能を測定し、問題点を大まかに抽出するシステムです。

私たちの動きには少なからず“癖"というものが存在します。
その“癖”というものは様々なものが絡み合ってできています(構造的な問題や神経系によるコントロールなど含め)。そしてその“癖”が日常生活の動作~スポーツ動作にまで影響し、姿勢、関節への負担や傷害、スポーツパフォーマンス低下や故障へとつながることもあるのです。

FMSでは7つの基本的な動きを客観的に評価し、弱点となるポイントを抽出し、間違った動きを修正するエクササイズを行う事により、正しい動きを手に入れ、日常生活をもっと快適に、健康的に。そしてまた競技者にとっては、スポーツパフォーマンスの向上をもたらします。


日本初開催のFMSセミナー時、
Functional Movement Systems(FMS)開発者の一人であるLee Burton氏を囲んで。