海を越えて妊娠子育て体験記〜カンボジアと中国編〜

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21Nov
- カンボジア　予防接種事情
  カンボジアに戻って８ヶ月過ぎようとしているが、全く更新していなかったので、この間あったことを思い出しつつ書こうと思う。まず、予防接種のこと。日本でできる内容と同じものをすることができる。良い点は、こちらは６種混合を行っている点。何度も我が子が注射で大泣きさせずに済む。internationalの病院へ行けば、医療水準の心配もない。一つ注意しなければならないのは、日本脳炎のワクチン。カンボジアへ行く前にしたほうがいいだろうと、少し早めて摂取してきたのだが、日本のは「不活性ワクチン」。カンボジアで使用されているのは「生ワクチン」ということで、こちらで打ち直しになってしまった。痛いのを我慢したのに、もったいない。そして、日本では必要ないけれどこちらでしたほうがいいワクチンがある。A型肝炎など。医師に相談すれば、これらは全く問題ないので、日本から子供を連れてくる場合、予防接種で心配することは特にないと思う。小さい子どもを連れてくるのは、心配も多いけれど、予防接種に関して言えば、あまり日本とは変わらない事がわかった。ただ、自費になってしまうという点を除けば。住民税など払ったつもりになれば、安いのですが。
29Dec
- 中国で子育て事情
  現在、某中国の大都市に滞在中。街は大きくて、とても綺麗。ただし、ベビーカーでの移動は大変。道は小さな段差があちらこちらに。ベビーカーを抱きかかえて、歩道橋の階段を登れなければ、道の反対側にすらいけない。外では、何度もベビーカーを抱えなければならない。筋力をつけるのは必須と言える。おまけにタクシーは、ベビーカーの出し入れは一切手伝ってくれない。地下鉄は、なぜかホームに降りるエレベーターがない。（ある駅が一つもないとまで言い切れないが、少なくとも最寄りの駅にはない）そんなこんなで、抱っこ紐でなければ外出が大変なのだが、いいところも沢山ある。遠方へのお出かけはスマホで呼べる車、DIDIがとっても便利。綺麗な車に親切な運転手さん。ベビーカーの出し入れは、必ず手伝ってくれる。タクシーよりは少し高いが、日本に比べれば激安。高級感ある綺麗な車の場合もあって、ちょっと嬉しい。子供との外出で一番多かったのは、病院。そんな病院へいく場合は、全く問題ない。なぜなら、送迎をしてくれる病院もあるから。wechatで（日本語で）予約できるので、楽だし、病院での待ち時間はほとんどなし。快適！遊び歩きたい！ということでなければ、上記のようなサービスを利用すれば問題ない。そして街中でベビーカーを持ち上げたり、重いガラスの扉を開けられずに困っていても、誰かが親切に手伝ってくれることもある！赤ちゃんに優しい国、中国。子どもが泣いても、気にされない感じ。大変なことはいろいろあるけれど、サービスを利用したり、人の親切に甘えていれば、乗り越えられる。あとは少しの筋力があれば、きっとそんなに無問題！
- 妊婦が乗る国際線
  ＊結局産後のバタバタで、帰国後８ヶ月も経ってから以下の記事を作成しています。カンボジアから日本へ帰る飛行機。乗り継ぎ便なら、ベトナム航空やタイ航空などあるが、今回はANAの直行便をセレクト。ANAだと、 ※出産予定日を含め14日以内：「診断書」の提出および「医師の同伴」が必要です。 ※出産予定日を含め15日以上28日以内：「診断書」の提出が必要です。とのこと。ベトナム航空は、３２週までなら通常の搭乗客と同じ扱いだそう。というわけで、私は念のために２８週で日本へ帰ることに。上記の通り診断書は必要ないものの、病院で「念のために」と先生が用意してくれた「搭乗しても大丈夫」の書類を手に帰国。上記の書類の提示を求められることはないものの、「妊婦さんですか」と搭乗口では声をかけられ、何週なのか聞かれることはあった。（お腹はそんなに大きくなかったのですが）その他、特に書き留めるようなことはなかったので、そんなに飛行機は問題ないのかなと思った次第。やはり飛行機の中で具合が悪くなるのは避けたいので、つわりが終わって、出産までもまだ余裕があるこの時期に帰るのがいいかと思った。この後、トイレもさらに近くなりますしね。
01Oct
- 妊娠したかも？　どうするカンボジアで
  これは2016年１０月下旬のお話。もしかして？　期待で胸がいっぱい。「でも、すぐに病院に行くのはちょっとな。」そんな時、テレビや漫画であるように取り敢えず妊娠検査薬で試してみましょうと思い立つ。日本ではドラッグストアに行けば簡単に手に入るはずだけれど、カンボジアではどうだろう・・・。グーグルに聞いてみると（←安易な行動）どこかで入手できるらしい。考えられるのは薬局だろうな。「そういえば、二軒隣に割と新しいpharmacyがある！」恥ずかしいようなワクワクドキドキの気持ちで入ってみる。私の行った薬局は、比較的新しく、店の中は狭いが自由に見ることができる雰囲気だった。しかし自分ですぐに見つけ出せない上、面倒であったので薬局の人に聞いてみた。プノンペンは、英語が通じることが多いので、英語で聞けば問題ない。「妊娠検査薬はありますか（英語で）」と言うと、おばさんがMade in USAの妊娠検査薬を持ってきてくれた。なんと１つ１ドル！！　間違いがないかチェックするためにもう一つ買うかどうか聞いてくれたので、念のために２つ購入。尿を採取するようのコップも必要かどうか聞いた上で渡してくれた。結果、私は一つ目のキットで陽性だったので、internationalのクリニックで再検査。妊娠検査薬で検査したことを伝えると、尿検査はパスでホルモン数値を調べる検査で妊娠何週目かを確定してもらった。日本はどうなっているのか経験がないので分からないけれど、そんなに日本とは変わらないはず。病院はスタッフもドクターも全員が親切で、病院怖がりの私でも何も問題なく妊娠２８週まで過ごせた。
06Sep
- はじめに
  　出産のために一時帰国し、数ヶ月が経った。子育てに追われる日々ではあるが、気持ちの面ではだいぶ落ち着いてきたので、妊娠中のことを振り返ってみようと思う。　当時、初めての妊娠を外国、しかもカンボジアで迎えるにあたり不安に思うこともあったが、自分と同じ境遇（カンボジアで単身赴任中に妊娠）を経験した人が周りにいなかった上、インターネット上でもそのような体験談を見つけることができなかった。私のように仕事で来て、一人で妊婦生活を送る女性は少ないかもしれないが、これからカンボジアに来て妊娠&子育てをする女性は増えると思う。情報を得られるだけでも安心できることもあるだろう。少しでも参考になる情報を発信していけたらと思いこのブログを開設するに至った。また今後は、海外での子育てについても記録していきたいと思う。産後三ヶ月から４ヶ月は中国編を、その後はカンボジア編を投稿していきたい。