レース後、現地ホテルで1泊しました
温泉に浸かってから全身に湿布を貼りめぐらせ
食事も酒もそこそこに19時には横たわる
腫れてきた左膝がズキズキ
笹葉の摩擦で細かく切ってる傷がヒリヒリ
そして畳の上でも足が攣りまくる…
深く眠りにつけないまま朝を迎えました
翌朝、立ち寄ってみたい場所がありました
重い身体を引きずってほぐしを兼ねての散歩
関係者以外立ち入り禁止であろう場所なので
門扉だけ撮影させてもらいました
日本体育大学菅平実習地
学生時代のキャンプ実習で拠点となっていた場所です
私は日体大卒ではありません
朝、昼、晩の野外活動の繰り返し
その中のひとつに登山やビバークがありました
簡易テントを背負って登山して
簡易といっても現代ほど軽量じゃない
不時露営を想定した訓練があり
リンゴ1個とマッチ棒3本と蝋燭1本が支給されます
当然のように雨も降ってくるし
時計を没収されているから時間軸もないし
レスキューホイッスルで音を繋ぐ事態も実際、起きたし…
風呂なし生活1週間
下着なんて表 裏 また表w
なんて履き替えはまあ普通のことでした
そして風呂代わりに利用していたのがココ
唐沢の滝
滝の落差11m
こんなに水量あったっけ
起きぬけに実習地から3kmぐらい走らされて
到着した場所に滝があって先生に押し込まれる
入水に躊躇しているとバケツですくった水をぶっかけられる
自衛隊みたいな学校でしたが今はヨキ思い出です
cafe & marche ichinii...
築100年の古民家をリノベーションしたカフェで遅めの朝食
小布施は栗も有名
オブセ牛乳も訪れてみたかったけど
工場は日曜定休で
道の駅でこんなお土産を買いました
小布施は葛飾北斎も有名
傑作を見る為にお寺へ向かって歩いていた時のこと…
車を運転しているオジさんに
お嬢さん サクランボはいらんかねと声をかけられます
道の駅でサクランボを買おうか悩んで
ネクタリンにしてしまったから
欲しいと全力アピールしてしまったけど
タダでくれるはずはないねw
今から卸に行くという朝採れのサクランボを
格安で譲っていただきました
梅洞山 岩松院
肉筆画天井絵「八方睨み鳳凰図」
170年以上経った今でも塗り替えは一度も行われていないそう
撮影禁止でしたので公式の写真をお借りしています
どこに立っても鳳凰と目が合います
御本尊側から眺めると天井が下がって見え
奥行を感じる錯覚なんもきっと計算されている
今にも動き出しそうな躍動感のある鳳凰は圧巻の作品でした
戸隠そば 山喜屋
町のお蕎麦屋さんでありながら
一流の蕎麦が¥680でいただける
豪華なぼっち盛りでした
長野市を抜け白馬方面へ寄り道
白沢峠を越えると天気が崩れはじめます
THE NORTH FACE GRAVITY HAKUBA
白馬三山の眺望ナシ
大会出店していたブースで
狙っていたPatagoniaのキャップがあり
完走できたら買おうと決めてたのに
遅すぎるゴールでブースごと会場から消えてたしw
だから自分ご褒美ふたつ
桑の湯
旅ふろカード目当てで立ち寄ってみたけど
なんと営業最終日でした
創業95年に因んで牛乳全品95円だったので
コーヒー牛乳をいただきました
地域のお客さんが思い思いの感謝の言葉を口にし
銭湯をあとにしていきます
体だけでなく心まで温まるような気持ちになりました
時代の流れとともに昔ながらの銭湯が
またひとつ消えていくのは淋しい
再び釜に火がともされる日がくるといいな
いいお湯でした
大会当日は晴れてくれましたが移動往復はともに雨
隣県といえど上田市は遠かったぁ
仕事を終え大会前日に長野に向けて出発したのですが
豪雨で轍にハンドルをとられまくり
岐阜県をなかなか抜けられず緊張の運転でした
スプラッシュ系アトラクションかというほどの水はねを浴び
何度か視界が遮られて怖かった
長くていつもはストレスのかかる恵那山トンネルが快適すぎてw
緊張をしたことがもうひとつ
今回、初めて車中泊というのを試みたのですが
20時頃、松代PAに停めてから落ち着かず…
でも案外ぐっすり眠れました
自分の体力にもっと余裕があれば
大会当日に帰宅もできるのでしょうが
絶対にアクセルを踏めない自信があったし
日本各地に魅力ある大会がたくさんあって気になりますが
トレランは移動や交通手段が
要となってくるのがなかなか難しいところです
ひとまず今回のレースでひと区切り…
登山シーズンに入ります