山上被告の犯罪行為の最大の動機は「統一教会」への復讐だったのであろう。では何故、安倍総理(当時)の殺害に至ってしまったのか。山上被告は安倍氏と統一教会は何らかの繋がりがあり、そのことが自身の家庭崩壊に少なからず関連があると判断し、殺害に及んでしまった。事件の重大性に鑑みれば、安倍氏と統一教会との関係についての調査・報道があって然るべきだと思うが、我が国のメディアは総じて表層報道だけで、一皮さえも剥こうとはしない。

 決してあってはならないことであるから、真実を探求し知らしめるべきだ。それが社会的責任の一つである。

選挙の投開票日は票数を真夜まで報道するが、日常、関連する詳細な報道(例えば討論番組)は皆無に近いのと同じである。

民主主義にとって多数決は重要な一つの政治手法、選挙は票による多数決。しかし忘れてならないのは最も重要なことは多数決ではなく、その前段での大いなる議論である。