あなたはこの世の中が何色に見えますか?

新学期が始まりました。元気登校している子どもたちを見ると幸せになります。

子どもたちの中には、私たちの見えている色と違う色に見える子どもがいます。
俗に言う色覚異常です。

異常?

それは、本当に異常なのかと疑問に思うこの頃。

実は本校に色覚異常と呼ばれる子どもが入学してきました。黒板に見える色と見えない色、また、見え方が違う色があります。

普段、意識した事が無かったチョークの色の見え方。

しかし、私はその事にも違和感を感じている今日この頃。

違う見え方、それが異常? 

考え方か違うように、もしかして見える色も違ってもいいのかもしれない。

みんな違ってみんないい。

まずは学校から。多様な価値観を認めるそんな学校をつくっていきたい。

4月から土日に朝の勉強会に参加している!

自分の進む道、心の在り方を知るための勉強会だ。

ここで、私は心が解放され、自分の進むべき道がクリアになってきている。

しかし、今日行なわれた勉強会で、自分の思考のクセが出た。

「〇〇はこうなっている。」
「〇〇は、こうあるべきだ」

と言っている自分がいた!
どんな方法だって、誰だっていい。

様々な可能性が無限にある!

固定観念が自分の可能性をまた、周りの人の可能性を狭めていく。

新しいスタイル、新しい考えを認め応援していく

「〇〇ねばならない」



を、辞め

「〇〇って、すごい」

に変えていく!

それが、未来を開く一歩になるね。



遠くの温泉へ行った。

そこは雪が積もっていて、主人は慎重に運転していた。道はガタガタだし滑るしちょっと怖かった。

運転していると、斜め前に一人の女性が横断歩道を渡ろうとして、止まっていた。滑るし混んでいるし、なかなか車は止まれない。

ゆっくりと走っていた主人は、年配の歩行者を見つけて止まった。

歩行者はゆっくりと渡り始めた。     

ゆっくりね。転ばないようにね。と、私は心の中で祈った。



何と横断歩道を渡った女性は、車を通りすぎるかと思っていたら・・
私たちの車の前でゆっくりとお辞儀をした。   

その姿を見て、心がほっこり温かくなった。



何だろなあ。素敵だなあ。温かいなあ。と思った瞬間だった。

そう言えば、うちの学校の子供たちも車に譲ってもらった時は、自然と譲ってくれた車にお辞儀をしている。

学校で教えているわけではない。

子供たちは自然とやっているのだ。

何と素敵なんだろう。

素晴らしいね!

たまに地域の方々からお褒めの言葉をいただく。車に自然とお礼のお辞儀をする姿に喜びと嬉しさを感じると。

子供たちの温かい心が、自然とまちをつくっている。

今日もありがとう。