むかーしむかし、まだ園児か児童かだったくらいむかし。
祖母(ママのママ)が趣味のコーラス団に入っていて、
よく連れられて行った。
隅田川の春をうたった「花」とか、
明るい歌も好きだったけど、
やっぱり「荒城の月」とか渋めのが印象に残っている。
なかでも「モルダウ(の流れ)」は好きだったなあ。
暗い歌ではないけど、厳かな感じだよね。
このコーラスの部分は、チェコの作曲家スメタナの
<我が祖国>の第2、なのよね。
そして恥ずかしながら初めて知ったのだけど、
「モルダウ」はドイツ読みで、
チェコ語では「ヴルタヴァ」というとか……!
祖国を思うスメタナの曲なれば、「ヴルタヴァ」と呼ぶべきね。
Google地図より。
チェコの首都プラハを縦断する「ブルタバ川」(赤丸)。
この後エルベ川へ合流する。
最近、昔習った読みとは変わっている地名が多いよねー。
「キエフ」が「キーウ」になったのは記憶に新しいとこだけど、
いつの間にかミャンマー(国名だってビルマだったよな)に
流れているのは「エーヤワディー川」になってるし!
(私は「イラワジ川」って習ったぞ)
話が逸れてきたが、コーラス、懐かしいなあ。
おとなしい子供だったけど、歌は大好きだった。
これもばあちゃんのおかげかなあ、なんて
子供時代に思いをはせてしまうのだった。