ハワイ島の玄関口はコナ空港とヒロ空港のふたつ。
我々一行が利用したのは西海岸に位置するコナ国際空港です。
ゲートもオープンエア。
閉鎖的な空間よりも気持ちが良いですが、
雨風が強い日は辛いですね。
アメリカ領とは言ってもここは南国のリゾートアイランド。
手荷物検査も 本土ほど、ピリピリした緊張感はなく、
空港職員のお兄さんも私が手にしていた
Big Island Candies(ハワイ島の有名チョコレート)の
ギフトボックスを見るや、「僕へのギフトでしょ?」と
笑顔でジョークを交える、そんな和やかムード。
開放感溢れる待合室
楽しい思い出を胸に、ハワイ島に別れを告げ、いざホノルルへ
ホノルルはこれと言って、目的があったわけではなく、
強いて言えば、買い物
旅のプランは私が立てたのですが、ホノルルにも滞在するよと
母に伝えたところ、あそこへ連れて行って欲しいとリクエストがありました。
その「あそこ」とは
HITACHIのCM 「この~木なんの木、気になる木~」で、
お馴染みの日立の樹 です。
アラモアナ・ショッピングセンターからタクシーで20分ほど
(バスは20分~30分)の距離に位置する
「Moanalua Gardens(モアナルア・ガーデン)」内にあります。
公園内には上の写真のように、HITACHI のパネルが設置されており、
そのパネルのすぐそばの木が例のCMの木なのかと思いきや
違います!
な~んだ
そうかと思って、パシャパシャ、写真、撮っちゃったよ~。
CMで使われたのはその奥にある
そうそう、これよ、これー! ワーイ!
この木のそばにパネルを設置してくれたら、分かりやすいのに~。
CMが撮影された頃に比べると葉っぱのスカスカ感は
否めませんが、正真正銘「日立の樹」です。
幼い頃から親しんでいた、あのCMの木かと思うと
テンションも上がります。
木陰ではロコがピクニックをしていたり、寝転んでいたり、
日立の樹だとか、そんなことは関係なく、
地元の人々にとっては憩いの場所なのですね。
観光目当てでやって来るのは HITACHI のCMを知る
日本人観光客だけです。
さて、気になる「この~木なんの木」の答えは
MONKEY POD(モンキーポッド)。
学名は SAMANEA SAMAN(サマネア・サマン)、
俗称 アメリカネムとも言うそうです。
モンキーポッドは中南米を原産とする豆科の植物。
広く亜熱帯の各地に分布し、ハワイの島々でも至る所で目にします。
CMでは確認できませんが、なた豆のような実がたくさん、なっています。
大きく広げた枝の葉はシダに似た形をしていて、
日の出とともに開き、午後になると閉じます。
出典:http://flowerland.moo.jp/
そして、年に2回、5月と11月頃に開花します。
こちらは別の角度から撮影したもの
HITACHIのウェブサイトによりますと、樹齢 約130年、
高さ 約25m、幅 約40m、胴回り 約7m とのことです。
同じような木がいっぱいあるので、若干、迷いますが、
現地を訪れたら、ぜひ日立の樹を探してみてください。
帰りのタクシーの運転手さんに「大きなモンキーポッドを
見に来たのか?」と聞かれました。
この周辺でタクシーを拾う日本人は言わずもがなでしょうね。
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◆ Moanalua Gardens
住所 | 2850-A Moanalua Road Honolulu, Hawaii 96819 |
OFFICE TEL | 808-833-1944 |
開園時間 | 7:30~日没30分前 |
Website | http://www.moanaluagardens.com/ |