パリに遊びに来る友とレストランやカフェに行く際に、
友の好みに合わせて、気に入ってもらえそうなお店を
セレクトすることは私にとっても楽しみです。
今回は自宅でお菓子教室を開いている
「お菓子の先生」ということで、パティスリーが
自慢のサロン・ド・テに、ご案内しました。
個性的なお店が集まるパリのトレンド発信地、北マレにある
「La Tasse du Marais（ラ・タス・ドゥ・マレ）」。
工事中につき、外観の写真はいまひとつですが、
店内は小じんまりながらも明るくお洒落な造りです。
こういう壁紙、好き～。
ランチにも定評があり、お昼時はいつも賑わっていますが、
その波が去った午後2時半以降になるとお客さんは
ぐっと減り、落ち着いたサロン・ド・テになります。
オーダーに迷ったら、カフェと3種のプチ・パティスリー
がセットになった Café gourmand（カフェ・グルマン）が
おすすめです。
紅茶好きな友は Thé gourmand（テ・グルマン）をオーダー。
紅茶もカフェもメニューの中から好みのものを選べます。
向かって左手はヴェリーヌ・シトロン・ムランゲ、
真ん中はチョコレートボンボン、そして、
右手はケシの実のカトルカールです。
友は「どれも美味しい！」と言っていましたが、特に、
ヴェリーヌ・シトロン・ムランゲが気に入ったようでした。
これで、10ユーロはお得です。
私は単品でタルト・オ・シトロン（8ユーロ）と
カプチーノ（6ユーロ）をオーダーしました。
パティスリーはこちらのお店の手作りで、
タルト・オ・シトロンは絶品です。
ケーキはこの他に、ガトー・ショコラ（9ユーロ）と
本日のケーキ、この日はババ・オ・ラム（8ユーロ）
がありました。
日本のガイドブックには載っていないと思っていましたら、
『パリのカフェごはん』という本で、紹介されていました。
私たちが日本人だと分かると、お店のマダムが
本を取り出し、見せてくれました。
パティスリーの美味しさもさることながら、気さくで、
親切なマダムのキャラクターもまた魅力のひとつ。
友もとても気に入り、次回、パリを訪れたら、
また来店したいそうです。
平日の午後に美味しいスイーツを味わいながら、
静かに過ごすにはおすすめのサロン・ド・テです。
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◆ La Tasse du Marais
| 住所 | 26 rue Charlot 75003 Paris |
| TEL | 09 86 17 28 00 |
| 営業時間 | 10:30-18:30 |
| 定休日 | 日曜日、月曜日 |
| 最寄り駅 | Filles du Calvaire、Saint-Sébastien Froissart ⑧ |
| Website | https://www.facebook.com/latassedumarais/ |