日本は台風の影響で、野菜の
価格が高騰したと聞いていますが、
少しは落ち着いたのでしょうか。
健康な体作りに欠かせない野菜、
購入したいのは山々でも驚くような
高値とあれば、手にとってはみた
ものの、家計を考え、やめておこう
ということにもなりますよね。
生産者の方々もさまざまなご苦労と
努力をされていらっしゃるかと思い
ますが、栄養が豊富なだけでなく、
季節を感じさせてくれる野菜が一日も
早く、消費者の求めやすい価格で、
市場に流通することを願っております。
さて、所変わって、芸術、ファッション、
料理などなど、多くの分野で、
世界をリードしているフランスが、
世界屈指の農業大国だって、
ご存知ですか。
食糧自給率は120%超え！
農林水産省 のウェブサイトによりますと
◆ フランスの農用地面積は国土の
半分を占め、EU農用地面積
全体の16%を占め、EU最大。
◆ 農業生産額もEU最大で、
EU全体の18%を占める
一大農産物生産国。
とあります。
スーパーやマルシェの野菜を年間
通して、見ていると、時期により、
価格の変動はありますが、日本の
ように、極端に値段が吊り上がる
ということがありません。
例えば、サラダに欠かせないレタス、
年間通して、価格変動なし、
1個1ユーロ（約125円）です。
夏はサイズがちょっと小ぶりに
なることはありますが、
365日、1個1ユーロです。
※オーガニックではないものの価格です。
特に、玉ねぎ、じゃがいも、にんじん
などの常備野菜はほとんど価格が
変動せず、安定しています。
にんじんは1kg 1.5ユーロ前後
（約190円前後）。
オーガニックはその倍です。
にんじん1kg がイメージしにくい方の
ために、こちらがにんじん1kg です。
先日、スーパーに行きましたら、
特売で、にんじん1kg 0.99ユーロ
（約124円）でした。
1本10円くらい。安い！
ちょうど、にんじんが欲しくて、
安く買えて、ラッキーでした。
その数日後、別のスーパーに、
行ったところ、、なんと、にんじん
1kg 0.50ユーロ（約62円）でした。
激安です。
数日前に、1kg 買ったばかり
でしたので、どうしようか
迷いましたが、あまりの安さに、
買わずにはいられませんでした。
こんなに安いことはもうないだろう
と思いました。
ところが、さらにその数日後、普段は
あまり行くことのないスーパーで、
にんじん3kg 1ユーロの特売に、
出くわしました。
上の写真のにんじん × 3 ＝ 1ユーロ
（約125円）ですよ。
こんな破格、見たことありません。
フランスはスペイン産の野菜や
果物が多く、流通しているのですが、
にんじんは国産が多く、3スーパーとも
激安にんじんの産地はフランスです。
最安値も最安値ですが、先に2kg
購入したので、どれほど安くても
もう要りません。
それにしてもにんじん3kg 1ユーロとは
安いにもほどがあります。
タダみたいなものではありませんか。
こんなに安くては生産者の方に、
申し訳ないです。
私が生産者ならば、
やってられません。
さて、にんじんを消費しないと
いけませんので、大好きな
キャロットラぺを作って、
モリモリ食べています。
にんじんの千切りをまず、ごま油で
合え、それから、米酢を加えます。
そうすることで、水気が出るのを
防ぎます。
最後に塩と胡椒で味を整えて、
完成です。
私は味と食感のアクセントとして、
乾燥バジルとクルミを加えて
いますが、なくても美味しいです。
とても簡単なので、ぜひお試しください。
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