空ばかり見あげ、のらりくらりと暮らしているように思われておられるかもしれませんが、ところかわっても戻っても、毎日の運動は欠かさず継続しています。
ただ、バーベルとラック、ダンベルは家族宅から別居宅に移動させたため、家族宅ではバーベルでのデッドリフト、ベンチプレス、スクワットはさっぱりできていません。
もっぱら BIG 3 は、2リットルのペットボトル二本が重量のかわりになります。
毎朝のこのトレーニングとヨガとストレッチ、犬のお世話に必要な時間を逆算して、朝4時半には起きています。
わたしがトレーニングを始めたのが2018年に離婚を視野に隠密に別居を計画し始めた頃でした。
身体を鍛える目的は、いつか夫と取っ組み合いのケンカをして、蹴りを入れたり、背負い投げしたり、ノックアウト(イメージではボクシングのグローブをしているのが笑えます)することを目標にしていたのです。
ここまでくると、深刻さをとおりこして “お笑い” の域になりますね。笑
2020年までは週二回はジムに通っていましたが、新型コロナウイルス感染症による大学の行動指針(健康増進のための施設利用等については規制はありません)を受けて以降、ジム通いを自粛するようになりました。
家族宅の自室をホームジム化し、自宅トレーニングするようになったのはその頃からです。
前置きが大変長くなりましたが、ここからが本日の主旨になります。
わたしと犬が別居宅にいるあいだ、夫は朝は6時半に起床していました。
わたしが在宅するようになってから、だんだんと起床時間が早くなり、最近はわたしが階段を降りて窓を開け始めると起きてくるようになりました。
まだ薄暗い、4時45分にもならない時間ですよ。
早朝以前の時間帯ですよ?起きる時間を嫁に合わせる男性なんているのでしょうか?
わたしたちの経緯をご存知のかたはもうお察しかと思いますが、夫がわたしに合わせるようになる行動が見られるようになるとわたしの拒否反応が始まるのです。
運動も始めないうちからホットフラッシュが起こり、汗が吹き出すような感覚に襲われます。
とにかく、汗が出ます・・・実際は汗が流れるわけでもなく気持ちが苛まれるだけなんだと思います。
そのあとは、寝ていたら見なくてすむ、わたしの一連の動きを目にする羽目になる夫は、わたしの動きが気持ち悪いのか「ふぅぅう・・・」とそれはそれは大きなため息をつきます。
これを聞いてしまうとわたしは打ちのめされてしまうのです。
→ 悲しいとかショックという気持ちではありません。
そして、さらに追い討ちをかけるように、わたしがいることで光熱費がかさむという類のお金にまつわる話を始めます。
こうなってくるとわたしの中の夫源病の芽の勢いはもう止まりません。
別居宅に帰れない理由は、犬が抱えるストレスです。
犬にとってベストな状況は、夫とわたしがそろっていることで、いっとき痩せ細っていた身体も元に戻りました。
住まいが変わらなければ少しは軽減されるかと思い、夫に相談してみましたが、犬だけ残して行くことはあっさり拒絶されました。
そういうわけで、早ければこの日曜日の日中にこちらに持ち込んだ荷物を自転車で持ち帰り、夜娘たちが夫の母の家に帰る時間帯に合わせて、わたしは犬を連れて別居宅に帰ろうと考え始めています・・・正確には「いました」です。
木曜日から犬の様子が変で、散歩のときに片足上げのおしっこをしなかったのです。
そして、わたしと目を合わさない、階段を上がろうとしない、身体を触るとぶるぶる震える、そして正面から脇を抱えようとすると悲鳴をあげてわたしの手を噛みました。
これはもう、人間でいうところの腰を痛めたような感じと同じですね。
金曜日、午後から早退して病院に連れて行きまして、獣医師とのやりとりは省略しますが、痛みどめを一週間分処方されたのです。
一週間後に様子が変わらなければ再度受診、快方であればわたしのみ受診することになりました。
そういうわけで、別居宅への家路はまた遠くなりました。
ものごとの流れは絶妙なタイミングで何かによって操作されているといいますか、支配されている・・・わたしにとっては「またか。。。」なのですが・・・そんな気がしました。
ではまた、ごきげんよう。