土曜日の朝はまず排水口の掃除から・・・
浴室の排水口をブラシでこすってからにカビ◯ラーを吹きつける。
毎週掃除をするのでカビなど見あたらないけれど、こうしておけばなんとなく安心するからだ。
でも昨日は漂白剤の液体がこぼれて右手人差し指にかかってしまった。
台所の漂白剤と違ってお風呂の漂白剤は強力なのだろうか?
ハンドソープや台所洗剤で何度も何度も手を洗ってもニオイがとれない。
朝食のバナナを口に入れる時に強烈なあの塩素のニオイが鼻をついた。
吐きそうになったけれど、食べものを粗末にはできない。
左手に持ちかえてなんとか最後まで食べきった。
塩素系・・・このニオイが好きだと言う人もいる。
わたしは昔からダメ・・・
居住空間には、せいぜいペット用のかなり薄めの次亜塩素水がギリギリというところ。
何時になったらこの指のニオイがしなくなるのか我慢くらべだった。
土曜日はもうひとつのルーティンがある日だった。
犬はわたしが手にとる上着の種類でどこに向かうのか理解する。
そうなるともう手がつけられない。
彼は猪に変身し、わざわざ遠くから助走をつけてわたしの胸のあたりまでジャンプして上着に噛みつく。
そう、彼は猪であり、華麗なるハイジャンパーだ。
自宅に向かう犬の足どりは軽い・・・というより無我夢中という感じかな。
金曜日、相続した土地家屋の売買契約がやっと終わったそうで、今夜はわたしも娘も延々とその話を聞かされるのだろうな・・・。
今は夫の母とわたしたちの娘と孫が住んでいるが、売却したあとも義母が亡くなるまで好きなだけ住むことができ、家を出る時も不要な家財道具や電化製品のすべてにおいて残置処分という、こちらにとって好都合すぎる条件で買い取ってもらえた。
義母が亡くなったあとは娘と孫は自宅に引っ越すことになる。
わたしはこのとおりひとり気ままに生きてゆくので財産の相続も放棄するつもり。
“手続き” という面倒くさいこととは無縁の生活がなによりだ。
ではまた、ごきげんよう。