キャサリン妃が出産のため入院して子供が生まれたあと1日で退院したことについて
「どうしてそんなに退院が早いの?」との質問を受けました。


$mme alfredのブログ



ケイトに限らず、イギリスでは特に問題なない限り出産後1,2日で退院し
あとは自宅でゆっくり静養というのが普通です。
看護婦・保健婦さんが定期的に母子を自宅に訪問してケアやアドバイスをする方法をとっています。

もちろん医療費の削減という目的があるのだけど、
(イギリスではNHS:National Health Serviceが出産にかかるすべての医療費を全額負担してくれます、入院費も。)

それだけではなく
母親も早く家に帰ってゆっくりした言う人が多いし
だんなさんと離れたくないとか、家族みんな一緒にいたいという希望も多いようです。

何といっても決めては男性の家事参加率が高いこともありますね。
イギリスではふだんから男性も(日本人男性にくらべると)ずっと家事に参加していて
出産のあとの産休を父親がとるのも習慣化しています。

だから家に戻っても出産したばかりの母親にそう負担がかからないというわけですね。

といってもロイヤルベイビーの場合は他に世話をしてくれる人がたくさんいるだろうから
関係ないだろうけど。

最近は日本のパパも昔に比べるとがんばっていると思うけど
子供が生まれるとママはタイヘンだから
もっともっと家事に参加してたすけてくれるといいし、
職場や社会全体でそのことをもっと認めてくれるようになったらいいですよね。

子供を育てる、自分や家族の身の回りの世話をするということは
実は当たり前のことだし
家族だけでなく、自分自身にとってもいいことだから。