アリヤンとの屋内生活、普段は外へ出て遊ぶことが多いですから、家にいると、何もかもがぐちゃぐちゃになって大変でした。

震災から4日後、仙台の友達から無事を知らせるメールが。ホッとしました。でも、現地は戦場のようだと。子ども2人抱えて働いていると。生活物資も電気もガスも水道も、何も無い中でも、命があるだけありがたいと書いてありました。

フジテレビの番組で、子どもとおじいちゃんが子どものお母さんを探しに、徒歩で歩き回っているところ、津波で流されたお母さんの車を発見、レポーターたちが救援要請した取材が放送されていました。その子は、中にいるのがお母さんじゃなくても助かるといいね、と話しましたが、中にいたのはお母さんで亡くなっていました。家族の悲しみにくれながらも、母親の姉の生きていかなければと自分を奮い立たせようという姿、子どもの表情、子どもに先立たれた父親の姿、もう、涙が止まりませんでした。消防士さんたちの対応も、警察官の対応も、みな精一杯全力を尽くされて、心がありました。現場の方々はみんながんばっています。

原発事故でも、命をかけて放水してくれている自衛隊や消防士、警察。みんな無事でいて欲しいです。

余震も減ってきて、原発も平行線、被災地にはだんだん物資も届いているようです。
昨日は1週間ぶりに、アリヤンを連れて外へ出ました。

実は、都内で一人暮らしをしている祖母を避難させるために、迎えに行く予定なのですが、ガソリンが残り少ないので、補充に行ったのですが、どこも販売中止で、結局、Eランプ点灯、あきらめて帰ってきました。本当に無いんです、ガソリンが。

買いだめに自粛、政府で訴えてますが、本当に必要な人に使えないなんて。。。なんということか。
夫が、夜、3時間並んで、自分の車にガソリンを入れてきてくれました。感謝感謝です。

自分はお金が無いから、祈ることしかできないと、毎朝長いお祈りをしている夫。仙台がどこかもわからないし、地震予知警報にもびっくりしていた夫。防災感覚は全く無い人でした。恐るべしインド人。

結局今まで私たちの住むマンションで停電はありませんが、毎日毎日、停電になるかならないか冷や冷やです。たった3時間ぐらいですから、何とでもなるんですが、暗いところが嫌いなアリヤンと過ごす夜が不安でした。

被災後、何日もたって発見され救助される、今日も9日目ですが、助けられた方がいます。早く、早く、まず助けて!100ヵ国以上の国々から救援活動の声をかけられても、全部受けられないんでしょうか、とにかく人手が無いと、あんなに広範囲に及ぶ被災地において、行方不明の方々を探し助けることって時間がかかってしまうと思います。今は一刻を争う事態なのに。。。氷点下を下回る気温、雪、劣悪な環境、もう天気もこれ以上東北の人を苦しめないでと、神に祈るばかりです。

横浜にお友達インド人家族がいます。結局、子どものことも心配でインドに帰国しました。子どもの学校も3週間ぐらいお休みになったようです。ご主人が日本で会社の社長をしているので、奥さんと子どもをインドに送ってとんぼ返り、一人で日本に戻るそうです。出国前、その友達が、どうしてインドに行かないの、と子どものためにインドに行こうと言ってくれましたが、うちは私は行きませんでした。
その友達は、電子レンジのマイクロ波も人体によくないと使用を拒むタイプですから、今回の原発事故では帰国したくなるのも当然ですよね。早く、原発事故の処理ができて、みんなが安心して暮らせる日本になってほしいと思います。

民放のCM、今はスポンサーの自粛傾向か、ACジャパンのCMが繰り返し流れています。アリヤンの隙なのはあいさつのCM。私はこころづかいとおもいやりをうたったCMが好きです。あいさつもおもいやりも、今こそ日本に欠かせないものだと思います。


AC(旧公共広告機構)のCM「見える気持ちに」

☆宮澤章二さんの詩「行為の意味」より
    
 「こころ」はだれにも見えないけれど

 「こころづかい」は見える

 「思い」は見えないけれど

 「思いやり」はだれにでも見える

 あたたかいこころも、やさしい思いも

 おこないになって、はじめて見える

 その気持ちをカタチに
最初はインドに帰りたがっていた夫も、とりあえず覚悟を決めたようです。やはり、会社が休みにならない以上、帰国は無理です。日本で生計を立てている家族の宿命です。

12日はアリヤンの3歳のお誕生日。動物園に家族で行く予定でしたが、中止して、実家にお誕生日ケーキを持って行き、お祝いをしました。
アリヤンはおもちゃの拳銃を持って、「これで地震と津波をやっつけてやる。」とはりきっているのです。津波で流されていくお家の映像を見すぎて、「おうち壊れちゃったね。ダディとママとアリヤンで直してあげようね。」とも言っています。

そんな中、ママ友からメールが。千葉の製油所・製鉄所の火災の影響で、化学薬品が含まれた雨が首都圏に降ると。○○○石油に勤めている人からの情報だと。雨に濡れないようにしてと。
結局、チェーンメールだったんですけれど、やはり、幼い子を持つ母親としては、気になる問題です。子どもの健康に害が無いように、子どもを守らなければ、と思うと、子どもだけでもインドに帰すのが私の義務なのかも、でも、それはできませんでした。

ちょうどその頃、原発事故のニュースが。。。放射線が。。。もう、なるべくなら屋外に出ないで様子見ながらしばらく過ごそうと思いました。日曜日に近所のスーパーに買い物に行ったら、もうひどい混雑で、災害の影響で物流が遅れてしまい、品物が届かないという状況も見えました。特にそのときは、なぜかパンが売り切れになってました。うちには、普段からある程度の食料は在庫があるので、普通に買い物しに行っただけなのに、混雑で大変な目に合いました。。。

被災者の皆さんは不安な毎日を送っている。まだ救助の手が届いていない、助かる命があるかもしれないのに、なかなか進まない救援活動。報道だけが、もどかしくて。NHK中心に報道チームを組んで、あとは救助のために活動して欲しい、同じニュースを各局でしなくてもいいと思ったり。早く助けてあげて、早く!と願うのでした。一日中、テレビつけっぱなしで、津波の惨状を見て、だんだん自分の心も重くなっているような気がしました。

余震は続き、テレビでは、地震予知警報が鳴り、地震速報が流れ、子どもを捕まえておく、それの繰り返しです。原発は1号機2,3,4と一体どこまで広がるこの危機は、と恐ろしい状況。

そんな中、東電の計画停電の知らせが入ったのでした。14日から、計画的に停電を行うので、自分の地区はいつ停電になるグループなのか、詳しくはホームページでって。。。いったいパソコンできない人はどうするのよって、腹が立っちゃいました。その後、案内の電話番号が公表されたものの、パンク状態で全然つながらず。私もパソコンでPDFファイルが開けず、結局夜中に友達に電話して聞きました。

停電になると、家はマンションなので、エレベーターはもちろん、水もストップ、車も機械式駐車場なので、出せなくなってしまいます。計画的なら、前もって準備できるけれど、その計画の内容の詳細がわからないんですから、みんな不安だったと思います。