1時間ほど会った

もちろん車の中

むしろ車の中ばかり


明日から1ヶ月、私の地元に出張らしい


ホテルどこ?


「え、教えたくないのぉ」


と彼が言った。


それも隠すのか、、つらい。


だけど笑って


いじわる!そんな隠すことでもないのに~


とふざけてみせる


「オレ秘密主義やもん」


と言ってホテルを教えてくれた


そしてどこの現場にはいるかも。


潔癖だから枕もスリッパも使わない話


キャリーも開けっ放しにしないでかぎをかける話


大浴場は汚いから入れない話


1日も休みない話(うそ)



めんどくさい人だなと思う

マジマジ顔をみると、そんなかっこよくもないし

お腹もでてる


私はなにを執着しているんだろう


ホテルに貴重品置かない話をする


大事な物は車に乗せる


と彼は言った



私は昨年末に彼の車で見つけたTIFFANYを思い出し


てしまう。彼は


そんな高価な物、こんなとこ置いておくわけないだろ!


後輩に頼まれたけん置いてるだけや!!


と怒鳴った


やっぱり、、、あれは誰かにプレゼントしたのかな。


気持ちが暗くなる


だけど笑わないと。暗い空気にしちゃダメ!


私はむりやり笑う


この嘘だらけの人と一緒にいる私も悪い


はじめからおかしいと思ってたのに、彼に


惹かれてしまった


私は彼にお金を貸して、彼は誰かにプレゼントする


その誰かとクリスマスも過ごしたんだろうな。


黒いモヤモヤを無理矢理沈めて私は笑顔を作る


さみしいね


と言う


彼は


「仕事なんやけん仕方ないやろうが。でもおまえの地元


に行くんやけ、知らんとこやないんやけ、気分は違うだ


ろう」


俺は明日からおまえの地元にいきます!


彼は何回か同じ言葉を言った


たぶん私がよろこぶと思ってる


私がよろこぶことは


アプリをやめてくれる


家を教えてくれる


友達を紹介してくれる


この3つ


一生ないんだろうな。。。



帰る間際、何度かキスをした


ちょっとロマンチックにしてくれたきがした


近寄ると彼は私の顔と自分の顔をくっつけて


キスをした


もう帰るの合図のようなもの


合図にはしたくないから次から最初にしてやろう


と思った