ザ・クラウンのシーズン4絶賛視聴中です。

 
今回は英国元首相マーガレット・サッチャーについてです。
 
ネタバレなしです。
 
エリザベス女王は2週間に一度、首相と面談します。ドラマではサー・ウィンストン・チャーチルから始まり、サッチャーの時代まで来ました。
 

ウィンストン・チャーチル
 
余談ですが
チャーチルはパブリックスクールのハーロウ校出身です。ややこしいですが、英国のパブリック・スクールは私立の学校です。ハーロウ校は名門パブリックスクールですが、イートン校には人気、知名度共に及びません。ハーロウ校は学校をアピールする時にウィンストン・チャーチルの出身校と宣伝しています笑 
 
チャーチルは1stシーズンに登場しました。
そしてシーズン4はマーガレット・サッチャーの時代です。2週間に1度、女王とサッチャーが面談します。
 
画像検索するとこんなサッチャーの写真が出てきますが、ほぼ別人級の加工なので忘れましょう。
 
サッチャーといえば
そう!この目つきです
一歩も引かず妥協しません
歩み寄りません
 
ザ・クラウン シーズン4ではジリアン・アンダーソンがサッチャーを演じています。
ジリアンが演じるサッチャー
 
もうね、本当にそっくりなんです。首の角度、動き方から、アクセント、かすれた声(!)たたみかけるような話し方、言葉づかい。本当にそっくり!かすれた声質はどうやって出しているんでしょうか?
 
サッチャーは政治家ですから、舌鋒鋭く論戦をくり広げ喉を酷使したので、声がかすれていました。演じるジリアン・アンダーソンはもともと美声ですしどうやってあの声を出しているのか本当に不思議です。
 
アカデミー賞を2度も受賞したメリル・ストリープがサッチャーを演じたことがあります。
「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
メリル・ストリープ
 
この時散々似ているとマスコミにもてはやされました。正直、私も似ていると思いました。ただし演じているのはあくまでもメリル・ストリープで、メリル・ストリープが演じるサッチャーでした。声色やアクセントを変えても声はメリル・ストリープのものでした。メリルの個性が残っていました。
 
ザ・クラウンのマーガレット・サッチャーは、顔こそジリアン・アンダーソンですが、もはやジリアン・アンダーソンではなくなっています。
 
サッチャーがプライベートでどのような話し方だったのかは知りませんが、いかにもサッチャーが言いそうなことをしゃべります。脚本がいいんです。そこへマーガレット・サッチャーの霊が乗りうつったかのような演技!声がゾッとするくらい似ています。
 
ザ・クラウン話が進むたびに役者の演技が素晴らしくて、使われている音楽が気になったりで、同じ部分を繰り返して見ているのでなかなか見終わりません。見終えたらまた遡って見ると思います。
 
1stシーズンのエピソード1で飽きてしまってしばらく放置していたのですが、3rdシーズンで役者が入れ替わったところから私のツボにハマりました。こんなに面白くなるとは思いもよりませんでした。
 
週末はどっぷりザ・クラウンに浸ります。
皆様も良い週末を
ごきげんよう
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英国の闇チャーチル 世界大戦を引き起こした男