文章が苦手な場合は、自分は
、文章が苦手だと思い込んでいると思われま
す。




しかし、実はそうではなくて必ず自分の文章、
文体というものがあるのです。




それにはまず、自分の文章文体というものを
知る、必要があります。




自分の文章文体を知り、身につけるにはいく
つか方法があるのですが、いきなりそれを知
っている人はいなく、必ず文豪と言えどもな
にがしかの、訓練をしているのです。




では、具体的にどのような訓練の方法がある
でしょうか?




手っ取り早いのが、まず本を読むことつまり、
読書ですが最初に、一番の理想から言いまし
ょう。




理想はというと、実際本を書くまでにいくこ
とですが、最初からそれは無理なので、それ
をまねるかたちまでを話しましょう。




小論文の最終的な目的は、ここまでで大丈夫
です。




つまり、本を書くことを職業としている人の、
まねをできればいいのです。




それを最高のかたちでできれば、大学合格の
レベルには到達するでしょう。




では、まず手始めに活字になれる方法から、
言いましょう。




新聞は、はじから読む。




雑誌も読んでみる。




これは最低やっておくことで、次には読書
ですが時間がある限り、読む。




A.O.入試の場合は、ほかの教科はする必要
がないので、これが中心となる勉強でしょ
う。




少なくとも20冊文庫本、小説は読んでおく
必要はあるでしょう。




40冊読めれば理想でしょう。




本を読む習慣のない人でも、受験に合格す
るには参考書でそれ相当化、それ以上は必
ずやっているはずです。




ですから40冊読んでいれば、受験の基礎は
できるはずです。




当然、参考書もやるのですが、その時は最
初は時間は気にせずに、完全に近い解答を
つくるようにしましょう。




なにしろ、ていねいに文章を書くことです。




これができるかできないかで、かなりの点数
の差が出るだけでなく、後になってもかなり
重要になってくる、基礎になります。




それをやりながら、本を読み進めていきます。




次に、何をすればいいかというと、模試をで
きるだけ多く受けて、必ず復習をします。




そして、学校の授業か予備校では必ず、ノート
を丁寧に板書することは、最低限やっておきま
す。




絶対に必要なのが、学校や予備校の授業は必ず、
予習復習は欠かせません。




それも最低限度のことになります。




参考書は、一般入試の場合と違って繰り返しや
る、必要はないでしょう。




できるだけ多く解くことが必要になってきて、
一般入試とは違って洗練された、とまではいか
なくてもゆたかな、表現力を身につける必要が
あるでしょう。




A.O.入試は一般入試に比べて楽だ、と考えてい
る人がいたらそれは、大きな間違いです。




A.O.入試はむしろ、一般入試より入試教科が少な
い分、よりレベルのたかい設問がされていると、
考えていたほうがいいでしょう。




一般入試でも、私立が国立に比べてレベルが高い、
問題設定になっていることを、考えればわかるで
しょう。




ですから、現代文の問題などもたくさんやって
みるのも、必要です。




ていねいに、設問を解くことでていねいに考え
る、基本ができます。




ここでも、予習復習のように間違ったところ
は、なぜ間違ったかを必ずチェックすること
が、必要になります。





そしてまず、文章を書くにはイメージが描け
るか、どうかであってそしてそれに関しての、
情報が必要になります。




したがって、どのくらいの準備ができている
かで、その文章の質が決まるります。




それは、受ける分野の大学で勉強する、情報
つまり具体的には勉強する、科目についてに
関する情報です。




受験で大学の勉強は、必要ないと思っている
のは間違いで、必ず大学で勉強する科目から
出題されます。




それには、一般教養レベルでいいので予習が、
必須となるのでありますが、受験勉強でやっ
ているように、というか受験での予習は絶対
必要なのはあたりまえですが、それと同じよ
うなやり方で、それとは別に大学の予習をす
るのである。




実は、これは当たり前で大学に入ると、ほと
んどというか全員がやっていることです。




受ける分野に関する、簡単な高校生にとっては
ちょっと専門的な内容と思われる、本を読んで
みてもよいのです。




というか、読むのです。




また、問題はあくまでも、同じ人間が考えた問
題であるのので、設問にはある程度完全にはい
かないかもしれませんが、解けないわけがない
のです。




受験では、解けない問題が出るのではなくて、
いかに準備ができていて、模範解答に近いよう
な小論文が書けているかが、見られるのです。




テストでは、100点の人はいなくて、採点者
にいかにいい印象を与えられるかで合否が
決まります。




そこでは、いい文章を書くことを意識するの
ではなくて、あくまでも出題者が何を意図し
ているかを、適切にくみ取ることであります。




それには、豊かな表現力が必要です。




それを身につけるいい方法があります。




日記を毎日つけることです。




400字詰め原稿用紙1から2枚程度です。




これをやっている人とそうでない人の差は、
れきぜんです。




まず、テストで出題者が何を意図しているか、
正確に答えられているか、自分で判断できる
ようになるからです。




小論文の添削も必要がないくらいのレベルに
は、達していなくてはいけません。




それには普段から、先生に添削してもらわな
いで済むように、準備しておくことが必要で
す。




本を書いていると、文章と物語性が一致しな
いことが、よくあります。




これができるようになれば合格点は取れます。




そういう時は、必ず物語性をとるようにしま
しょう。




それが、つねに一致している人はすごい、文
章を書く人に限られていて、つまり文豪と呼
ばれる人たちだけです。




テストでは、100点をとる必要はなくて、いか
に合格点をとるかが、勝負の分かれ目でなの
です。




決して、完全を求めてはいけません。




完全な文章を書くのは、文豪だけなのです。




厳密にことを言えば、文豪と言えども完全な
考えを言うつもりはありません。




いかにタイトルと結論が、合致するかだけを
考えています。




したがって、本を書く人でも、完全を求めて
る人はいません。




いかに、タイトルを説明するかをつねに考え
ていて、結論と必ずしも直接は一致しなくて
も、それが説明できるかできないか、だけを
考えているのです。




それには、ていねいに書くくせを
つけるようにしましょう。




塾や授業でも、必ずノートをとることを怠ら
ないようにします。




自分で、参考書を解いているとき答えを、
ていねいにかくくせをつけます。




なにしろ、ていねいに設問に答えます。




この訓練をなにしろ、たくさん繰り返すこと
が最低条件で、絶対やっておかなければなら
ないことになります。