ご挨拶という小さな安心
セカンドハウスの引っ越しを終え、隣近所へのご挨拶をどうしようかと考えていました。
これまで8年間住んでいた小さなセカンドハウスは、単身者向けのとても狭い1LDK。住人同士が顔を合わせることも少なく、お互いにご挨拶をするような雰囲気もありませんでした。
けれど今回引っ越してきたのは、3LDKの分譲マンション。家族で住んでいらっしゃる方が多そうな場所です。ですから、お互いが安心して暮らせるように、顔を合わせておく意味でも、ご挨拶に行くことにしました。
両隣のお部屋があるのですが、まず片方のお隣へ。
インターホンを押すと、とても感じの良い奥様が出てきてくださいました。お名前も教えてくださり、ご家族のことも少しお話してくださいました。息子さんが二人いらっしゃるそうで、「男の子なので、ちょっとうるさくて…」と、少し申し訳なさそうにおっしゃっていました。
私は「実は自宅は別にあって、ここはセカンドハウスとして借りています。週に2回くらい来る感じです。どうぞよろしくお願いします」とお伝えしました。
ほんの短い会話でしたが、こうして顔を合わせて言葉を交わすことができたのは、とてもよかったなと思います。やはり、コミュニケーションは大切ですね。
もう少しお話ししようかとも思いましたが、分譲で購入して住んでいらっしゃる方と、私のように賃貸で、いずれはここを離れる身とでは、暮らし方も違います。あまり深く入り込まず、ほどよい距離感を大切にしたいと思いました。
挨拶の時間も、きっと30秒にも満たないほど。でも、その短い時間でも、お顔を合わせることができたことが何よりの安心です。
最近は分譲マンションでも、お隣に挨拶に行かない方も多いと聞きます。でも、日本に昔からある「ご挨拶」という習慣は、時としてやはり大切なものなのかもしれません。
もう片方のお隣はお留守でした。また日を改めて伺おうと思います。
ただ、今日いなかった方のお部屋は、なんとなく人の気配がないような感じがしました。人の気配って、不思議とわかるものですよね。静かで、少し空気が止まっているような、そんな感じがしていました。
また機会を改める予定です。