五感を刺激したい | ミラネーゼのブログ: ~限りあるいのちのつれづれ日記~

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生まれてきたかわいい次男。そんな次男も2年2ヶ月で、空に帰っていきました。
病名発覚・厳しい宣告から立ち直っていくまでの過程と、何もわからないところからスタートした母の手さぐりの毎日、そしてその後のママの思いをつづっています。


入院生活で、アロマSAYU アイテムや音楽♪ をするのは、じぶんなりの考えもあって・・




私自身、3か月にわたって入院・点滴生活をしたことがあります。



そのとき、入院生活は単調で刺激が少ない、というのを、身をもって体験しました。



一日中パジャマ姿で、気持ちが切り替わることもなく、プライバシーもなく、



痛い治療、つらい闘病は、長期間になるとけっこう体力も、感性もボーっと



鈍っていくことを実感しました。






NICUのお部屋から、一般小児病棟へうつったゆづの生活。



すでに、3か月半がたっていました。



規制もゆるくなったから、いろいろ体験してほしかった。



モニターのアラーム音ばっかり聞くのでなくて。。



(たぶん、父のつらい闘病生活をみていたのも、影響していたのだと思います。)





人間の五感。



見る、 聞く、 匂う、 味わう、 触れる





味わうのがダメでも、視覚に希望がもてなくても、



せめて、いい香りを感じたり、よい音を聴いてほしかった。



どんなにしっかり管理されていても、人生にたのしい部分がなくて、



本人のやる気が失せるのは、やだなぁ・・と。



世の中には、いろんな刺激があって、いろいろ知ってほしかった。





寿命をコントロールはできなくても、本人のやる気なら引き出せるかも。




そんな感じで、いろいろとスタートしてみたのが、きっかけです。



生後2か月のとき、友人から、ボイタ法 というリハビリ法を教わり、



ゆづにやっていたのだけど、なんせ付け焼刃で、3~4つしか覚えられず、



その間もたびたび体調崩すので、なんか、必死にリハビリすることより、



この子には楽しい、心地いいことをしているほうが、向いているのかもしれない・・・ 



と、次第に考えもかわっていきました。



(ボイタ法 を覚えるための入院も、わが家には、叶わなさそうで・・・)



マッサージも皮膚感覚だから、きっとすごくいいだろうなと思っています。


 (もちろん、抱っこも、ね。)




とまぁ、なんだかんだいっても、ずっと続けられているのは、



こちらも心地がいいから、なんだけど・・・ (笑)




結局、ゆづにしてあげているようで、じつはゆづにいろいろ教わって



ちょこちょこ癒しをもらっているのは、ママのほうなんだよね。





とはいえ、いつかチャンス 星 があるならば、リハビリを受けられたら・・



せめて、側彎だけでも 改善させてあげられたら・・とおもっています。


(もうすでに側彎の影響がでているので・・)



側彎については、気功と整骨療法の先生がいるので、たまに自宅にきて



診てもらったりしています。 



入院の多いゆづは、約束しても、すぐポシャっちゃうんだけどね・・ (^_^;)