先週2日間にわたって宅建の登録実務講習 を受講してきました。


登録実務講習とは、実務経験のない宅建試験の合格者が宅建士として登録するために必要な講習です。


宅建試験に受かったからといってすぐに宅建士として登録できるわけではなく、2年以上の実務経験がない場合は国土交通大臣の登録実務講習の受講が必須なのです。


また試験合格から1年以上経過している場合は、取引士証を受け取る前に都道府県知事の法定講習の受講が必須です。


宅建士は国家資格なのでなかなか簡単にはいかないですね。


登録実務講習は自宅学習と講習とで合計50時間程度の学習と修了試験に合格することで登録実務講習終了証をもらうことができます。


宅建士の登録申請にはその修了証の提出が必要なのです。


50時間の学習とは言ってもそれは建前で、まともにテキスト を学習してきた受講者は私も含めてほとんどいませんでした^^:


最後の修了試験も事実上落ちる人はほとんどいないようです。


実際今回の講師も、今まで数百人の講習を担当してきたそうですが不合格者は一人もいないと言っていました。


ただ2日間、朝の9時から夕方の4時半まで拘束されるので、時間的にはタイトで疲れました。


昼休みも30分しかなかったので、講師も含めてみんな教室内で、コンビニ弁当やおにぎりを食べていました。


それ以外は修了試験も含めて楽勝という感じですね。


試験に出るところはその都度教えてくれるし、試験中もテキストを参照してもいいので、受講すればだれでも修了証をもらうことができます。


2日目の修了試験の翌日、修了証と宅建試験の合格証書、その他諸々の書類を提出し、申請料として37,000円を払って登録証の申請を済ませました。


登録が完了するまで約5週間かかるとのこと。


宅建士ととしての登録が終わると次は宅地建物取引士証の交付申請です。


この手続きの煩雑さ、なんとかならないものですかね~