ベネフィット~アクション | 大阪築古大家@不動産投資

ベネフィット~アクション

ベネフィット

ランディングページにおいて、ベネフィットはキャッチコピーに並んで最も重要なパートです。

いかに魅力的なキャッチコピーで読者を引き込んだとしてもベネフィットが弱いと次のアクションには結びつかないので、ランディングページのコンバージョン率は、このベネフィットで決まってしまうのです。

なぜなら、読者はベネフィットを求めて、商品を購入したり、資料を請求したりするからです。ベネフィットが見込み客をアクションへと導く機動力となります。

コンバージョン率の低い場合は、まずキャッチコピーを見直し、それでもダメな場合はベネフィットを見直しましょう。

コンバージョン率が低い場合、次の3点からチェックしてください。作成時の注意点でもあります。

ベネフィットの数:

ベネフィットの数は最低でも5個、出来れば7個ほしいところです。ここでもブレット形式で列挙していきます。ここでは1行で済ませないで、見出し(1行)+解説(3~6行)で、内容を分かりやすく説明します。

ベネフィットの多様性:

同じようなベネフィットを、表現を変えるだけで、何個も列記していないか。

顧客は商品を買って、終わりではありません。それを1ヶ月使う場合もあれば、生涯に渡って使う場合もあります。購入直後のベネフィットと、一定期間経過後のベネフィットが、同じことはあり得ません。

商品の使用、併用、メンテナンス、廃棄に至るまで、お客さんの使用ステージを思い浮かべながら、きめ細かくベネフィットを拾い上げてください。

ベネフィットの書き方:

ベネフィットを作るときに大事なポイントは、その書き方です。多くの人はベネフィットではなくメリットを伝えようとする傾向にあります。

メリット:商品のウリ・特徴
ベネフィット:商品により顧客にもたらされること

つまり、顧客がその商品を手に入れることによって体験できること、変化できることであって、主語は顧客です。対してメリットの主語は商品そのものなのです。

「世界最小サイズを実現!」

これはメリットであり、ベネフィットではありません。ベネフィットは

「無駄なスペースを使いません!」

です。

前者の主語は商品です。正確に書けば「この商品は、世界最小サイズを実現しました!」だからです。

これに対し後者は、「あなたは無駄なスペースを使いません!」です。主語はあなたであり、顧客になっています。ベネフィットとは、商品によって顧客が、何を体験できるか、どう変わるかであり、主語は必ずあなた=顧客です。

ベネフィットとは、お客さん自身が購入することで得られる問題解決策のことです。お客さんは商品を買うのではなく、解決策を買っているわけです。

例:

「このハイブリットカーは低燃費で燃料代の節約になる」⇒メリット
「同じ燃料代でいつもより遠くまでドライブに行ける」⇒ベネフィット

「一カ月で5キロのダイエットができる」⇒メリット
「お気に入りの服が着られる」⇒ベネフィット

「このノウハウで副収入の流れが構築できる」⇒メリット
「月に一度は家族旅行に行く余裕ができる」⇒ベネフィット

それではなぜ、コンバージョン率を上げるためには、メリットではなくベネフィットを伝える必要があるのでしょうか?

それは読者の感情に訴えるためです。

人間は感情の動物です。人が行動を起こす原動力は論理的思考よりも感情の方がはるかに大きいのです。

ランディングページの最後で行動してもらうためには、メリットを並べ立てても感情に訴えることはできません。

そのために行動のエンジンであるベネフィットは、多種多様に伝えていくことが必要になります。お客さんの心理状態を、ベネフィットの数と多様性を使って揺さぶり、行動レベルまでグングン押し上げていくのです。

差別化

商品の差別化とは、競合他社の商品と比較して機能やサービス面において優位性をアピールしていくことです。

差別化戦略等の関連書籍も多々ありますので、その重要性は十分理解されていると思います。

見落とされがちなのは、オファーを請求してもらう場合です。特に情報系のオファー、すなわちレポートや冊子の場合には、他のサイトでは手に入らないことを説明する必要があります。

今の時代ネットで調べれば、あらゆる情報が手に入ると多くの人は思っています。実際は重要な情報が、ネットで簡単に手に入ることはあり得ないのですが、多くの人は何でも分かると思っています。ですから、他のサイトでは手に入らない理由を、説明するのが不可欠です。

さらに、無料レポートや無料メールセミナー等は、クオリティーもそれなりのものが結構多いので、内容がしっかりとした有料級のものを提供するだけでもかなりの差別化になります。

その際には、「無料なのにこのボリューム!」「無料でここまで詳細な情報を提供!」といった競合が提供していない独自ポイントをしっかりとアピールしましょう。

アクション

最後は、読者に求める行動を明示します。入力フォームへの記入が必要なら、フォームをページに貼り付けます。

特にパソコン操作になれていない人にとって、フォームの入力は負担が大きい操作になり、入力が複雑だと離脱される恐れがあります。ですので、入力項目は、必要最小限に留めることが大事です。不必要に多い入力項目は、確実にコンバージョン率を下げます。

レポート等のオファーであれば、名前(姓)とメールアドレスのみで十分でしょう。

フォームはサイト全体とのバランスを考えつつ、できるだけ目立つようにすることによってコンバージョン率をより高めることができます。

当たり前ですが、フォームの周りには余計なリンク等、読者の離脱を促すようなものは絶対に置かないように。

5日間にわたってランディングページの解説をしてきました。

このランディングページから集めたリストに対して、ステップメールで情報提供していくわけです。

ネットビジネスの基本中の基本です。


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