パブロとブルーノ | 大阪築古大家@不動産投資

パブロとブルーノ

「パブロとブルーノ」という小話をご存じですか?

資産収入権利収入)と労働収入の違いを的確に表す物語です。


あらすじ


ある村に、パブロとブルーノという二人の若者がいました。二人はお金持ちになるという夢を持っています。そこで二人は、村まで水を運ぶという仕事を得ることができました。しかし村は山奥の中。水がある泉までは非常に遠い場所になっています。二人は村と泉の間を何往復もしなければいけませんでした。


ブルーノは報酬を増やすためにバケツを大きなものに変えました。働く時間も増やしました。しかしパブロの方は、村から泉までラインをひくことを思いつきます。ブルーノを誘ったのですが、パイプラインをひくのはかなりの年月と手間がかかるので断られてしまいます。仕方がないのでパブロは一人でラインを引くことにします。その間収入が減っているのでつらい生活を送ります。周りの人間からも、パブロは気が狂ったとまで罵られました。ブルーノは頑張って働いたせいか、以前より高い報酬を得ています。


しかし長い年月をかけてパブロはやっとラインを完成させました。ラインが稼動している限り、パブロは何もせず継続的に収入を得ることができるようになりました。


一方ブルーノの方は無理な仕事をしていたためか、あるいは年のせいか、体を壊してしまいました。働くことができなくなったので収入がゼロになってしまいました。



この物語を現代にあてはめると…


パブロは資産収入を生む資産を持ったビジネスオーナー、ブルーノの方は自分の時間を切り売りするサラリーマンといったところでしょうか。


最初は大変でも一度資産収入の流れを構築してしまえば長期にわたって収入を得続けることができるということです。



あなたは資産収入の仕組みを構築してパブロになりたいですか?


それとも自分の時間を切り売りして収入を得るブルーノの方がいいでしょうか?