何事も急に変わるということはない。
ダイエットも語学の勉強も。
コツコツと続けるしかないのだ、だからこそみるみる痩せるや、即座に身につくHowtoなんて眉唾ものなんだと実感している。


歌劇団は変わっただろうかと考えると、本当に亀にすら申し訳ないくらいの遅い歩みでしかないんだなと感じている。
もちろん自分はただの観客でしかなく、実際のところどうかなんて窺い知ることも出来ないから尚更に。

どうか声があげやすい環境でありますように!と2年間気にしていたけれど、どうにも難しいようだと軍歌使用にまつわる出来事で思い知らされました。
いけないのではないかと少しでも懸念があったのなら最初から使うべきでなかったし、いや使うことに意義があるというなら全うするしかない。
そのどちらでもなかったというあたりに果たして演者の、スタッフの声を拾い上げるようなシステムはあるのだろうか?と疑ってしまう。
とても残念。

ただ、やり続けてネガティブな声が大きくなるよりは良かったのかもしれない。
撮影日までに、何より今日という日に軍歌が使用されなくて良かったと安堵しているのも事実です。

つくづく思い知らされたのは、歌劇団に関わる全ての人にとっての問題なのに、その認識がファンは薄いんだな…ということ。

どの部署や組に所属していても、悩んでいる人はいるだろうに。

どうか少しでもネガティブな気持ちを抱えている人に優しい環境でありますように。


許せないことがあったとしても、大切な思い出をなかったことにすることはできない。

宝塚を思うと苦しくて辛くなってしまう部分もあるけれど、やっぱり今も好きって気持ちと両立はしていいはず。

これからも自分なりに付き合っていくしかないんですよね。


何より変わっていく様を見なくてはならないと肝に銘じています。