ふと思い立って安曇野の碌山美術館へ。
4月22日は日本の近代彫刻家、荻原碌山の命日で、
この日は、「碌山忌」として、
美術館が無料開放される日になります。


日本の近代彫刻を代表する作家ですが、
数えで30歳で急逝してしまった事、
また、日本に西洋彫刻の影響を受けた彫刻が深く根付かなかった事によって、
あまり、その存在を知られていません。
この美術館に学芸員研修に行かせて頂いたり、
卒業論文を、この碌山について書かせて頂いたりで、
学生時代はだいぶ傾倒していましたが、
社会人になって、美術史から遠ざかると、
その存在は薄れてしまいました。
そんな中、先日、安曇野にロケ撮の下見に行った時、
通りかかった碌山美術館を見て、
なんだか、無性にまたその作品が見たくなって、
碌山忌が火曜日に当ったこともあって、
出掛けてみました。
ここで、碌山についてとやかく書き始めると収まらなくなるのでやめるとして、
ただ、学生の頃は、作品のこと、時代背景、技法、なにやら小難しく語っていましたが、
今、碌山に触れると、
その人間性、人物背景、人間関係、そんなところに惹かれます。
あの頃とは、美術作品から感じる事、思う事がだいぶ変わってきました。
今までと、価値を感じるものがあきらかに変化しています。
ま、相変わらず仕事ばっかりしてますけど、
仕事に対して思う事も変わって来ている気がする。
ちょっと癒された。
建物も可愛いけど、
庭のベンチが可愛かった。何気に碌山。。。
