
先週の月曜日に赤坂ACTシアターで観た、
『時計じかけのオレンジ』のレポです。
というか、赤坂サカスに初めて行きました。
いまいち、どこにあるのか分からなくて駅の地図を見たけれど、
冷静に考えたら、TBSなのよね。。。
ちょっと、迷って時間ギリギリ。
近くの美味しいドーナツ屋さんによるつもりでしたが、
断念。
正直に言って、
何を観に行ったかって言うと、
高良健吾君の初舞台を観に行ったという感じです。
しかし、主演は小栗旬。
脇を固めるみなさんも、ベテラン揃い。
高良健吾君は、初々しさが残る演技でした。
たとえばセリフを言っているときの手の動きとか。
映像は写っていない部分は要求されないし、
必要ない部分は写しません。
でも、舞台って、四方八方どこもかしこも見えてしまうので、
どこも気を抜けないし、
全て演技しないといけない。
そいう部分が、オグシュンはやっぱり、上手でした。
演技に余裕があるけど、隙はない。
セリフも与えられていなくても、
演技の要求がなくても、
舞台に立っている以上、
ただ突っ立っているわけにいかない。
そいう部分は、本当にみなさんお上手でした。
山内圭哉さんは、いるだけで笑ってしまうんですよね。
セリフなんて言った日には、普通のセリフでも、
オイラは笑ってしまうんです。。。
あの、登場からウェストサイドストーリーみたいなダンスとか、
やさぐれた囚人の演技とか、
笑いをこらえられないんです『蛮幽記』からツボです。
衣装やヅラは、さすがパンクオペラ。。。
ちょっと頭オカシイんか?っていういい具合の、イカレっぷりでした。
1人の人が、10代から60代くらいまで演技するし、
1人3役4役あたり前の舞台で、
そのシチューエーションが既に面白いので、
演技が面白いと、より面白いというわけです。
背景やキャストの心境が、スクリーンの映像とリンクする、
というのは、最近では珍しいことではないですが、
舞台上をキャストが撮影して、
それが後方のスクリーンで流れるのは斬新でした。
演出は、映画同様過激で、
暴力シーンよりも、
陵辱シーンの表現が、そのまま。。。で、
ニューハーフの方だったようですが、
凄い度胸だなっと。。。言葉を失いました。
オグシュンの尻を出す度胸もね。。。
音楽も興味深かったです、
たぶん打ち込みの音もあったと思うのですが、
ドラム、チェロ、シロフォン、がメイン。
ともかくベース音が凄い。
青春の病的な暴力や興奮をドラムで、、
そこに絡むチェロとシロフォンの繊細さが、
人間のもろさ、若者の繊細さを表現しているのかなっと。
とにかく、音楽は素晴らしかったです。
ちょっと残念だったのは、セット。
良く考えられた巧みな展開方法ではありましたが、
ただ、シーンの転換が多くて、そのたび白幕が往復するのは、
ちょっと野暮ったく思いました。
ストーリーはともかくとして。。。
(そう、ストーリーには触れてません。
いや、ストーリー自体が大分斬新なので、
あの内容がどうとか言うこともないというか。。。
最後の終わり方は、映画より分かりやすかったけど、
映画と原作を絡めてることを、セリフに出す必要があったのか?)
演出の方法や、表現が新鮮で、
個性的な出演者たちも、生かされていて、
実に、“妙”な舞台、
興味深い作品でした。
生の高良君はかっこよかったです。。。
(それで締めくくるオイラなのでした。。。)