教育実習のことについて書き始める前に、私の学んでいるモンテッソーリ教育(Montessori Education)について少し触れておきたいと思います。
普通教育とは随分と違うし、まだまだ馴染みの浅いものだと思うので。
モンテッソーリ教育(モンテッソーリきょういく Montessori method)とは20世紀始めにマリア・モンテッソーリによって考案された教育法。 イタリアのローマで医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を見た。 1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、その独特な教育法を完成させた。 以後、モンテッソーリ教育を実施する施設は「子どもの家」と呼ばれるようになる。
教科書は全部英語だし、クラスメイトとも英語でしか話すことがないので、日本語でうまく説明出来ないんですよね...
なので、以上、ウィキピディアから借りてきました。
簡単に自分の言葉でまとめると、モンテッソーリは4つの主なエリア、
1.Practical Life=生活していく上で必要な、実用的なスキルを学ぶ
2.Sensorial=感覚教育:五感を磨く
3.Language=言語教育
4.Mathematics=数学(算数)
に分けられてます。
モンテッソーリ学校が「子供の家(Children's House; Casa dei Bambini)と呼ばれている理由の一つに、学校でこのPractical Lifeを教えてることがあげられるのかもしれません。
このPractical Lifeを通じて、子供達は学校という環境を自分のものにすることが出来るんです。
ただ毎日勉学のために通うのではなく、実際この世の中で生活していく上で必要なスキルを身につけに行くんです。
簡単なものは、教室内(子供の家の中)での適切な歩き方・座り方・身の振るい方等。
それから、水の注ぎ方、裁縫、洗濯板を使っての洗濯法、アイロンの掛け方、靴磨き等、日常生活に必要とされる基本を学ぶ事ができます。
Practical Life Activitiesを通じて、子供達は自立精神を養っていくことになります。
Sensorialは、日本語だと感覚教育と呼ばれるのかな?
五感のうち1つだけを孤立させて、それだけを鍛えるんです。
例えば、視覚。
視覚のうちでも、色を認識するスキルを鍛える時は、形も重さも同じ教材を、同じ物質から作られた教材を用意。
唯一異なるのが色。
なので、子供達は他のことに目を奪われることもなく、違う色だけに集中する事が出来るんです。
このように五感を鍛える事によって、子供の知能・知恵の発達に直接働きかける事が可能になります。
Languageは言わずと知れた言語教育。
ここアメリカではもちろん英語が主になります。
サンディエゴいう土地柄、英語とスペイン語のバイリンガル教育を一貫してる学校も多々ありますが。
モンテッソーリのユニークなところは、子供達はまず書き言葉を習うことにあります。
まず書くことを覚えて、その後読む教育が成されます。
こんな事が可能なのかどうか私も最初のうちは少し懐疑的だったんですが、学校見学に行っても、本当にその通りのことを目にするんです。
書き言葉が先、という理由の1つは、やっぱり脳の発達具合があげられます。
書くだけなら、お絵かきのような心持でアルファベットを書いて、ついでにこのアルファベットの音は何、という事を教える事が出来ますが、書かれたものの意味を理解するには、やっぱりある程度脳が成長・発達していないと不可能なんですよね。
例えば子供が「DOG」という言葉を書いたとしても、その子は頭の中で、「D」、「O」、「G」というアルファベットを並べて書いただけに過ぎず、「犬」という意味を理解して書いたわけではないんです。
Languageは私がモンテッソーリ教育で一番好きなエリアかな。
もともと言語教育に興味があったし、モンテッソーリ教育に進もうと思った理由の1つもこの言語教育にあった、といっても過言ではありません。
Mathematicsはその名の通り数学。
6歳でモンテッソーリ学校を卒業するまでに子供達は足し算、引き算、掛け算、割り算と分数を学びます。
もちろん、私達が普通教育で習ったように最初から頭の中だけで暗算するわけではなく、手を使って数える事の出来る教材がちゃんとあります。
アメリカでは一般的に数学が苦手、という人が多いようですが(実際私のクラスメイトも全員数学嫌いだって言ってました。 クラス30人のうち理系は私1人だけ)、このモンテッソーリの教材を使うとすごく分かりやすいんです。
教材を実際目で見ることができ、手で触れることができるからかもしれません。
数学はもともと嫌いではない私ですが(日本にいた頃は大嫌いでしたが...)、モンテッソーリ教材を通じてもっと好きになったな。
また追々書くこともあるかもしれませんが、モンテッソーリを簡単に説明するとこんな具合。
日本語が一番得意なはずなのに、これを英和辞典を引き引き書いた、なんてあまり胸張って言えないなぁ... (笑)