2011はオーストラリアを訪れる観光客の顔ぶれが


ガラッと変わった年だったような気がします。


今まで主流だった日本人観光客の数が減り、


中国人旅行者がたくさんやってくるようになりました。


観光産業が盛んなクイーンズランド州の高校では、


日本語の授業がありましたが、最近は中国語を


覚えたほうが仕事に役立つということで、日本語の


授業が減ってしまいました。



しかし、だからといって日本への興味が


なくなったということではないようです。


日本食レストランは、どんどん増えていますし、


和風のインテリアなども様々な雑誌に取り上げられています。


オーストラリアが真夏の時に、冬の涼しさと楽しさを味わえる


スキー旅行も人気です。その際、訪れる日本の伝統的な宿も


魅力的なようです。


そして良質なものを安く、しかもよいサービスで提供してくれる


日本でのショッピングは憧れのようです。


ファッション、小物、電化製品など


最新のものが何でも手に入るという期待で胸を膨らませて


訪れる人もたくさんいます。



ところが、1つ問題なのは、日本についての英語での情報が


非常に少ないということです。フェイスブックを見ても、


日本の情報はほんのわずか。


あったとしても、すべて日本語で書かれているので読めない!


翻訳機能を使って、だいたいの意味がわかったとしても


コミュニケーションが取れないので、情報を得ることさえも


あきらめてしまう人がたくさんいます。



日本という国を世界に知ってもらうには、やはり英語で情報発信


することが必須うとなる時代になってきたと思います。


有益な情報をつかみ、それを知り合いにシェアし、


それをまた受け取ることが数分、いや数秒の間にできてしまう


フェイスブックの世界。


一番使用されている言語の英語で


コミュニケーションをしている人が


フェイスブック利用者の50%以上。


10位のアラブ語は0.8%で、日本語は


それ以下の割合の利用者です。

だったら日本語だけで情報を発信し続けて

いるよりは、英語で発信するという試みに


挑戦してみるのも価値があるのではないでしょうか。




大竹サニー