ガン | 肺腺ガンと共に生きてます

肺腺ガンと共に生きてます

娘を失って7年後
肺腺ガンの告知を受けショックで毎日泣き明かし
必死で生きてきて12年目を迎えます。
これからの人生を思う事を綴ります。

昨日は、ホントにびっくりしました
読んでいると元気をもらえると思い、
読者登録していた北斗さんのブログ
あんなに、元気で健康に気を付けていらっしゃる方が
乳がんなんて・・
それも定期検診を毎回、受けていて全摘なんて信じられない

北斗さんのブログの言葉一つ一つが
重く優しく心に響き
ガン患者、家族のこと
改めて考えさせられた気がしました

やっぱり、ガンは恐ろしい存在
医学が進歩していても癌はやはり未知の病気なのかもしれませんね

今、北斗さんが手術を受けられそれをご家族が見守られて
不安と恐怖で心が折れそうな気持でいっぱいなんだろうな・・って
自分の時を思い出しました

私の時は手術の日に立ち会ってくれたのは
主人と中学の時にお世話になった学校の先生の二人だけ
中学の時、バレーボール部にいた顧問なんですが
その先生は心臓のがんで入院されていました
たまたま、病室が隣でお互い驚きました

手術の日には抗がん剤の合間にわざわざ病室から出られ
私に声をかけて下さいました
「まあゆみちゃん、頑張れよ」って・・・
その先生は、6年前に亡くなりました

その言葉の重み有難さを今も忘れてはいません
病気になり病室でいろんな方と出会いました
でも、ことごとくみんな会えない存在になりました

いつか自分も・・
恐怖の中で毎日生きていましたが、
出会った方々の言葉を糧に今まで生きれたような気がします

イレッサの副作用で歯を失い続け
最近では食べ物を飲み込むことが辛くなってきています
ホントに唾液ってすごい働きをしているんですよね
普通だったことがホントに有難くてたまりません

私は奇跡的にも10年という月日を過ごせました
でも、これからもいろんな心と体の葛藤は
生きている限り続くでしょう

それでも、いつも隣で一生懸命支えてくれている
主人と共に生きていきたいと思います

優ちゃんを亡くし、
私がガンになってすごく泣き虫になった
主人と共に・・
娘のために・・・


ガンの種類は違うけど
北斗さんもこれから愛するご家族のために前向きに生きて欲しいです
そしてまた私たちの前に素敵な笑顔を見せて頂くことを
楽しみに待っています
「またね」
きっと待っていますから・・